リトミック
2023.9.28
幼いときから体幹をつくることは健康な生活をおくるためにはとても大切です。何かができるようになるにも根本的な体力がなければできません。鉄棒の前回りや逆上がり、跳び箱を跳ぶのも。雲梯を渡り切るのも。そして散歩をするのも体幹が大切になります。ピアノのリズムに合わせて、”亀”、”自転車”、
”時計”等。足の親指をツーンと伸ばして、腰を手で支える。全身の土の部分にもちゃんと意識が入っています。異年齢でやっていますので、難易度には差があります。その中で3才の子は自分の力量をちゃんと把握して先生が言った簡単な方を選び取っています。言葉と音をしっかり聞いてそこに体の動きを合わせていく。みんなが揃ってきれいにできているというのではなく、それぞれがちゃんと意図を理解して動けているのに驚きました。
子ども同士
2023.9.22
帰りの玄関で保護者のお迎えを待つ子どもたち。満3才のIちゃんはお姉ちゃんの隣に座りたかったのにそこにはもうBちゃんが座っています。立っているIちゃんを見て何人かの子が「お姉ちゃんの隣に座りたいんだよね」と言うと「うん」。私はいつもは自己主張の少ないBちゃんが好んでそこに座っていたので、そこをどけてということを少しためらい、良い方法はないかと考えていたら、Tちゃんが出て来て、何人かのお友達に声をかけ、座っている位置をずれてもらい、もちろんBちゃんにも伝え、BちゃんもTちゃんの言葉に素直に場所をずれてくれて、Iちゃんはお姉ちゃんの隣に座れました。
時には私のように子どもたち一人ひとりの状況や体調を考える必要はありますが、今日の忖度なく行動したTちゃんのやり方には頭が下がりました。相手のことを考えすぎると動けなくなることもあります。それよりも、まず動いてみること。そこで意見や不都合が出てきたらまた考えれば良い。本当に今日はTちゃんに助けられ、学ばせられました。
運動会 その後
2023.9.22
15日(金)無事に運動会が終わりました。前日は土砂降りで、晴れたとしても水たまりが心配されるほどでしたが、まったく影響なく開催できました。4年ぶりの全園児揃っての運動会。観客数も4名へと増やしました。開会式のオープニングよさこいから拍手と声援が大きく、園児たちは喜びつつも緊張していました。今日になってまで、「よさこいの時声がいつもより出なかったんだよなあ」とつぶやいている子が居て、それぞれに分析しているのだなと感心しました。でも、私から見ると声が小さいとは思えませんでした。
一番盛り上がったのはフォークダンスの「マイムマイム」です。園児用に簡単なバージョンにしています。ご家族の方々にも入っていただき、一緒に踊りました。大きな掛け声や足を高く上げたりととても積極的にそして本当に笑顔があふれるフォークダンスでした。本部の私たちも本当に嬉しくなりました。ご家族みんなで行える運動会がこんなに嬉しいものかと、再確認しました。
運動会
2023.9.13
あさって15日(金)に運動会です。昨日は総練習でしたが雨が降り、園内のホールで行いました。ホールの中ですと、走る向きや、並ぶ場所の広さなどいつもとかってが違いますが、子どもたちはちゃんと保育者の話を聞き、判断して動いていました。滞ることなく、そして子どもたちの元気な頑張りに勇気をもらい、とっても楽しく総練習を終えました。当日もご家族の皆様と共に子どもたちの成長を喜びたいと願っています。
そして今日、園庭でかけっこ、リレーを頑張る子どもたち。子どもたちにとっては毎日が運動会ごっこです。一瞬も力を抜かない本気の走りに胸を撃たれます。私もお手伝いに入り、走り終わった子たちを集めていました。今年度4月から始めた異年齢(縦割り)保育ですが、子どもたちの動きが変わってきているように感じます。今までも話がよく聞けて、自分たちで判断することはできていました。今年はその中に今までよりも自信をもって行っている子たちが増えているように見えました。お遊戯も運動も。
教育はその環境によって人を育て変えられる力があります。そしてそれは今はわからない、見えないものもあり、10年、20年と時が経ってからわかってくることもあります。ですから、今、できるだけ良い環境を整えたいと思います。トップの学校、トップの企業に入るためではなく、一人ひとりが生まれて来て良かった!と思える人生を歩むための教育ができればと切望しています。
交通安全
2023.9.1
先日登園のバスが朝の送迎中にあおられ、クラクションを鳴らされました。まだ園児を載せる前でしたので、子どもたちへの影響はありませんでした。車も接触していません。朝のお忙しい時間に園バスが交通ルールを守りお子さんたちを安全に送迎するのは周りの方々にとってはご迷惑になるのでしょうか?忙しい時間帯に制限速度で走る園バスを追い越したくなる方々がいらっしゃるのもわかります。でも、私たちは大切なお子さんたちを送迎しているのです。お子さんたちはご家族はもちろん国の大切な宝です。尊い命です。お互いにそれぞれの存在を守るためにもう少しだけ配慮をいただければと思います。
子どもたち自身の存在の尊さ、その権利をこの国はもっともっと理解を深めていく必要があると考えます。子どもたちが安心して過ごし育まれる環境は衣食住が整えられているだけではなく、そこで環境を共にしていく者たちがいかに子どもたちの尊さを大切さを理解し受け止めているかが重要です。先進国は特に子どもたちの命と権利が尊重される国が名を連ねています。名ばりではなく本当の意味で、この国に生まれて良かったと思えるよう、私たちも底辺から変えていきたいと切望しています。