ぶどうの会
2023.2.7
今日は今年度、最後の”ぶどうの会”でした。1年間、聖書のお話や子育ての相談など様々なお話をしてきました。コロナ禍にあって閉塞感のある中、誰かと話しができるというだけで、嬉しい思いがしました。
コロナ感染は今まで普通にできたことを違う角度から考え、工夫することを学ばせられました。感染状況が収まっていく中、保育カリキュラム、行事などを戻していく時にコロナ禍で学んだ様々なことも取り入れながら、子どもたちにとって一番大切なことを考えながら新しく作り上げていくことの必要性を感じています。
かおり雪まつり
2023.2.7
昨日、私は会議で札幌に行きました。電車の中も駅の中も様々な国々からの旅行客であふれていました。もうコロナ感染の心配はないかのようでした。私はまだまだ海外どころか、道外にも出ようとは考えていませんでした。”札幌雪祭り”にこんなに多くの方々がいらっしゃっているのだと改めて驚きました。
そして今日は当園の”かおり雪まつり”でした。昨年は予定していましたが、大雪のため、延期、延期になり、各クラスごとになってしまい残念でした。今年は今日、晴天の下、元気にできたことを心から感謝します。
”かおり雪まつり”ですが、異年齢のグループ「雪だるまチーム」と「つららチーム」に分かれて競走したりクラス毎でミカンさがしをしたりと祭りというより、雪中運動会的な要素が多いかもしれません。鬼ごっこは先生たち5人が鬼になり、容赦なく子どもたちを捕まえ、最後には全員捕まえてしまいました。悔しがりながらも大好きな先生に捕まって嬉しい笑顔も見られました。ミカンさがしは競走ではないのに大きい組の子が小さい組の子を応援したりと微笑ましい姿も見られました。
行事の一つ一つを準備し、無事に終えられることの嬉しさはコロナを経験したからこそ、当たり前ではない感謝なことだと改めて思わせられています。
かぐわしいかおり
2023.2.2
当園の“かおり”という名前は聖書の中にある「かぐわしいかおり」を取りました。かおりというと皆さんはなんのかおりを思い浮かべますか?お花のかおり?甘いかおりのスウィーツやこってり熱々ラーメン?等それぞれですね。かおりを嗅ぐというのは五感の一つでもあります。五感は私たちが生きていくにはとても大切なものです。自分の危険を察知したり、安全を確認します。目で見た視界の確認。聞こえてくる音やにおいの確認。味を見ておいしいか?腐っているか?そして触ってみます。触って触れた感触は、まだ様々な判断ができない乳幼児にとってはとても重要な情報です。新入園児にとっては園長である私も初めて会う知らないおばさん。ワンワン泣いている3歳児を抱っこしていると、徐々にそこが安心した場であることを心と体で理解していきます。五感を働かせることは心と心のふれあいでもあり、そこから信頼関係が生まれてきます。乳児期に舌や肌で様々なものに触れて危険な物かそうでないものかを判断理解していきながら、幼児期には耳で聞き、目で見たものも判断基準が加わっていきます。そんな大切な五感の中に含まれる“かおり”という名の付く幼稚園。子どもたち自身が自分の心と体、周りを守れるよう、成長していけるよう、日々、努力していきたいと考えています。