学校法人恵愛学園 認定こども園 北広島かおり幼稚園

Diary

園長ブログ

非認知能力

2022.11.16

11月11日の“みんなだいすき会”には保護者の皆様がご観覧でき、感謝でした。ご家族を前にして、緊張して固まってしまう子。張り切って頑張れた子。いつも通りにできた子。など様々な表情を見せてくれました。どのクラスも日常の保育の展開から無理のない準備の中で、皆様に見ていただけたと思います。いま、報道でもされているように、非認知能力と認知能力について検討されています。発表会を例にとりますと、お遊戯やオペレッタ、言語劇などあらかじめ規制のものがあり、振り付けやセリフを教えられ、毎日練習をしてとても上手になったものを見せるのが認知能力です。誰が見ても、どこにいてもマニュアルややり方がわかればできる事です。

 当園が目指しているのは子どもたち自身の考えやアイデア、想像力を出してみんなで話し合い、困ったことを解決するために何をどうするか?やりたいけれども様々な事情でできない時にそれを我慢すること。そして違う方法でできないか考える事。自分の思い通りにならない時もありますが、友達と意見を出し合い、話し合いながら目標を達成していくために努力すること。等、形には、見えないけれど確実に子どもたちの中に育ちがあり、力になっているものです。これこそが人として生きていく時の力になっていきます。今回の“みんなだいすき会”で1人ひとりの子どもたちが自由に自分を表現できている姿を見せることができ、感謝です。見た目の派手さやうまさではなく、目に見えない所の育ちにこそ、目を向け大事にしていきたいと願っています。

みんなだいすき会Ⅰ

2022.11.8

今週金曜日は”みんなだいすき会”です。発表会です。保護者の方々に1人ひとりのお子さんたちの成長を見ていただきます。
 従来の発表会というと歌や合奏、お遊戯や言語劇を毎日練習して上手にまとまったものを見せていました。そうすると、毎日の子どもたちの遊びの時間が削られてしまいます。表現活動が好きな子にはとてもうれしい毎日ですが、そうでない子たちには苦痛になります。それを回避するために、楽しくお子さんたちの成長を見ていただくには?と考えに考え、試行錯誤してきました。今は毎日の遊びの中から、子どもたちが楽しんで取り組み、展開してきたものを見ていただきたいと形にしてきました。それでもやはり、見た目は発表会。どかが違うの?と言われるかもしれませんが、発表できるまで取り組んできた日々が違います。自分たちで考え、失敗してやり直したり、成功して友達と喜び合ったり、目には見えていなくても子どもたちの中に積み重なっているものは計り知れません。それこそが成長に本当に大切なものです人として生きていくための土台になります。見た目のうまい下手ではなく、一人ひとりがどのように取り組んできたかに目を向けてください。

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