子どもたちの成長
2022.2.17
乳幼児期の子どもたちのそれぞれの成長はとても豊かでユニークです。
よく、自分が緊張している時に、もっと緊張している人がそばに来ると、落ち着いてくることがあります。
同じ学年と言っても幼児期のクラスの子どもたちは月令の違いで、その育ちにそれぞれ違いや差が大きいです。その中で様々に自己表現をしていきます。クラスの中で一番わがままを言って、先生を一人占めしていた子が、自分よりも月令の小さい子が入り、わがままを言いだすと、すっと大人になり、お世話までしだします。言葉で諭し、しつけようとしてもできないことが、クラスの中の一人の変化で大きく変わることがあります。そうやって子どもたちは成長していくのですね。
子どもたちなりに、友達、人と人との関係をそれぞれに考え、感じながら生活しています。幼稚園は子どもたちが経験する初めての家族以外の社会です。多くの友達を好む子もいれば、少人数や一人で楽しむ子もいます。それぞれの個性を認めながら、人とのかかわりを大切にする子に成長してほしいと思います。
雪遊び
2022.2.15
職員室の窓から見える園庭は1m以上の雪が積もり、遊ぶ時には這い上がっていかなければならないほど。この豊かな自然の中、どっさりある雪と極寒を利用しての遊びは子どもたちにとって最高の時間です。
ところどころにピンクや水色、緑色に光っているのは、寒さを利用し、色水を凍らせて作った氷。太陽に照らされとてもきれいでした。が、また降り積もった大雪にあたり一面、真っ白!この大雪に負けていたのは大人なだけ。子どもたちは宝さがし⁉うまってしまったきれいな色付きの氷を探すのも遊びに変えて楽しんでいます。見つけるために穴を掘っていたのが、いつの間にか穴掘りに変わったり。掘り出す雪で山づくりに変わったり!
自然の豊かさと厳しさ!子どもたちの発想の豊かさと心の柔らかさ!どちらにも感動させられました。
コロナ禍?
2022.2.10
先週の大雪には本当に皆さん、除雪に、出勤、登校に、様々に大変でしたよね。私も普通のアパート住まいなので、車の周りの雪かきはしなければなりません。職場にも早く来て、バスの運行や遅れについても打合せがあるので、いつもより早く、主任と時間を合わせて、出勤する予定を立てましたが、車がうまりました。私ではなく。隣の娘さんの。時間の余裕を持って除雪をしましたが、もう出なければ、打合せの時間に遅れる。「ごめんね。手伝えなくて!」と言って自分の車までは来たものの…やっぱり、手伝おうとその時に除雪していた方々と力を合わせ、出すことができました。打合せには少し遅れましたが、作業にも支障なく済みました。きっと手伝わないで来ていたら、自分が自分を責めていたんだろうなあと思いつつ。結局、自己満足なんだと逆に反省する羽目に。
コロナの感染状況において園の臨時休園や、大雪のためのバスの運休など、多くのことを決断していくにあたり、どこを大切に、迷惑や大変さをどう防ぐか?安全を第一に考えた手段など。今までも様々なことを考えさせられてきましたが、ここにきて自分の無力さ、知恵の無さ、愛の足りなさを見せつけられているようです。
と、落ち込んでいるわけではありません。こうして自分が今までにない事柄と出会い、まだまだ、練られていく必要があるんだと、思わせられています。まだまだ続くコロナ感染状況。収束した時には少しは成長したお互いでいたいですね。ひと休みしながら、様々な状況に向き合えて行けたらと思います。