シフォンケーキ
2016.5.17
今日はお母さんたちとシフォンケーキを焼きました。バザーのためです。8人のお母さん方がお手伝いに来てくださいました。初めてシフォンを焼く方も居て、卵の卵黄と卵白に分けるところから悪銭苦闘していました。でも、誰にでも、なんにでも最初はあります。初めてなのに来てくださった方々に心から感謝です。
初めての領域に進む時、私たちは様々な思いを持ちますが、不安や恐れが多いのではないでしょうか?でも、やってみると、心配したほどではなかったり、自分の新しい才能を発見した。”当たって砕けろ!”でも良いのではないでしょうか?案外、砕けなかったりしますよ。
バザーの収益金は熊本の地震の被害者の方々に送る予定です。
お元気ですか?
2016.4.13
雨が降ったり、雪が降ったり、お天気がパットしませんね。
新学期が始まって、まだまだ落ち着かないかな?と心配してましたが、子どもたちの適応力の速さは驚くものがあります。大人も見習いたいですね。
いーれーて!
2016.2.10
年長組の子たちがクリスマスプレゼントにもらったコマをとても上手に回せるようになりました。ひもをまく手つきは無造作で雑なのに、私よりもとても上手に回せます。
年長組のやることにはやはり、小さい子たちはとてもあこがれていて、コマに限らず、ドッチボールや長縄、鬼ごっこに入ってきます。
「いーれーて!」「いーいーよ!」と言って始まっていく遊び。小さい子は怖いもの知らずでまず、ルールがあることが分かっていません。とにかく楽しそうに遊んでいる中に入ってはその遊びをかき回します。でも年長組は心得たもので、わからない子には教えてあげ、まだ理解できない子にはじゅうぶん遊ばせながら、自分たちの遊びも展開させていきます。小さい子たちは、まずその空気を心と体で楽しみます。とてもおもしろい遊びの空間でお兄さんたちと一緒に楽しんでいることで大満足!そして自分たちもお兄さんたちと同じようにしたい!と少しずつルールのこと、周りの友達のことなどを把握していきます。最初はみんなわからない!できない!失敗する!それを温かく見守られながら、少しずつその遊びの本当の面白さ、仲間との関係を築いていきます。
幼いころからそのような環境にいると、見て聞いて、自然にやりたい!と思い、失敗してもまたやりたい!と憧れから実体験となり、自信へとつながります。子どもは子どもの中で育ちます。小さい頃から、異年齢同年齢のお友達との関わりはとても大切です。
降りましたね。
2016.2.3
今年は他の所が降っても、北広島は晴れが続いて、朝、カーテンを開けてホッとする日が多く、感謝していました。久々に今朝雪が降り、いつもより30分早く家を出ました。車の上と周りの雪かきだけですが、重さや量が多い時にはこたえます。でも、昨年夏に股関節の手術をしたおかげで、ママさんダンプを押しても体の何処も痛くありません。除雪はない方が良いのですが、去年までは辛くて辛くて大変でした。それを思うとダンプを押して痛みがないのはなんて幸せなんだろう‼‼と神様に感謝しました。同じアパートの方も良い方で隣の私の分までやってくれて。
そして幼稚園に来ると元事務の先生、理事の方、運転手さんたちがきれいにこの広い駐車場と玄関前を除雪してくれています。北海道に住むと除雪は当然のようにありますが、互いに支えあいながらできるのはとても嬉しい事です。
術後の筋トレはまだまだ続きます。あまりいっぺんに多く降られたら、困りますが、ご近所さんと、周りの方々とお互い様の関係を温かくもっていきたいですね。
3
2016.1.19
いよいよ3学期が始まりました。
北広島は昨年に続いて積雪が少なく、比較的穏やかに過ごさせていただいています。
人間がもともともっている五感を大切にし、育てていきたいと常々考えていました。先日出た研修会でその五感を二つに分けていました。生まれた時にすぐに働かせるのが「嗅ぐ、味わう、触る」お母さんや身近な人たちの触感、におい、そして舌で感じた感覚が心地よいものであれば、どんどん生きていく事を喜び、続いて見えたもの、聞こえてきたことに興味をもち、探求していく。
自分のことは自分でと早いうちに一人でできることを望みますが、まずは十分な関わりの中で一緒にやってあげる。共感していく中で、一人でやってみようとする思いを育てていく。あくまでも一緒にやることです。すべてやりすぎるのはまた逆効果です。受け身でとらえ、周りは自分のために動いているという錯覚もしてしまいます。
人のもっている本来の生きていく力。何かが出来ることや、早期教育の前に本来のもっている生きる力を十分に発揮できるように、共に生きることの素晴らしさ、喜びを共感していきたいですね。
歌う?
2015.12.4
12月に入りました。今、幼稚園ではクリスマス会の準備です。クリスマスはイエス様の誕生日。聖書に書かれていることを忠実に生誕劇をします。その中には讃美の曲で子どもたちが歌うのが5曲。とっても楽しそうに歌う子。小さな口で恥ずかしそうに歌う子。大きな声の子。小さな声の子。それぞれの個性があふれています。
「ようくピアノを聞いてね。」「お友達の声も聞こうね」
早くなったり、ずれてしまう子たちに促します。幼いながらにピアノに合わせること、お友達の声を聴こうとします。皆の声が合わさるととっても気持ちよく、嬉しく讃美できます。
周りの友達と気持ちよく生活していくこと。大切にしたいですね。
絵本の世界
2015.9.17
Sちゃんが「先生、これ読んで!」と持ってきたのは”三びきのやぎのがらがらどん”私も大好きな絵本なので、感情を入れながら、楽しみながら読みました。小さいやぎや二番目のヤギがトロルに会う時は絵本のヤギをトロルから隠すように手で覆いをつくるSちゃん。大きいヤギとトロルの戦いになると絵本から距離をとって遠巻きにのぞいています。
絵本の中にすっかり入りこんで、それぞれのヤギたちと同じ思いになって恐がったり、ホッとしたり・・・
絵本の中から様々な状況を読み取り、色々な感情に出会います。間接的ではありますが、多くの直接には出会えない、感情や状況に出会います。その経験を通して人の痛みや、淋しさや、戦争の悲惨さ等。幼くても受け止められる範囲で様々な事に触れていくのは、大切なことです。
トロルに会うことは実生活ではありえない?ことではありますが、絵本の世界に入り込み、その世界を思う存分楽しみ、感情を豊かにし、動かない絵を見て、想像力を育てていく。お話の続きが気になって、終わってしまった物語に自分でお話をつくった。幼児期にはとても大切な作業です。未だに私はお話の続きを自分なりにつくってしまいます。とっても楽しいですよ。
初めてのお茶
2015.5.22
年長組は月に1度お茶(裏千家)のお点前を習います。3月には保護者の方をお招きしてお茶とお菓子でおもてなしをします。
今回は初めてでしたが、とても良い緊張感の中、先生のお話をしっかり聞いて取り組んでいました。
準備の時に、私が抹茶をこしているとYちゃんが「何をしているの?」と見にきました。「お茶の準備だよ」というと緑の粉を見て「お茶の用意?」こしたお茶を顔に近づけてあげると、「あっ!葉っぱの匂い」「そうそうお茶は葉っぱからできているからね」そう答えながら、大人はこの粉を抹茶と知っているからこの
かおりは抹茶のかおりと決めつけてしまっていますが、子どもはそれを素直に原体験から「葉っぱの匂い」と感じました。子どもたちの素直な感性に目が覚まされたような気がしました。
彩雲
2015.5.18
今朝、火災避難訓練をしました。初めてなのにみんなとてもよく先生のお話を聞き、おしゃべりをせず、泣きもせずに訓練が
出来ました。
その時に空に架かった彩雲。こんなにはっきり、大きく長い間
かかっているのを見るのは初めてでした。神様の御業の素晴らしさ!感謝!ハレルヤ!
ひよこじゃないのに!!!!
2015.4.27
ひよこ組(満三才児クラス)からもも組(三歳児クラス)に進級したK君は5歳のお姉ちゃんのマネをして縄跳びを始めました。ところが思うようにというより全く跳べていません。見ているとぶつぶつ何か言ってます。
「ひよこさんじゃないのにできない・・・」と怒っています。K君の考えでは進級して大きいクラスになったら今までできなかったこともできるようになると思っていたようです。
進級して一つ上のクラスになっても、誕生日がきて一つ年をとっても練習をしたり、努力しないと出来ないことがあります。大人にとっては当たり前の事ですが、幼い子たちにはその一つ一つを経験しながら、心と体で覚えていきます。その時に、悔しい気持ちや残念な思いをしながら過ごす時間の大切さ。そしてできるようになった時の嬉しさ。出来ないところから一つ一つ積み上げている子どもたちの姿に私たちは励まされています。