クリスマス
2018.12.8
本日は幼稚園のクリスマス会です。キリスト教保育として、クリスマス本来の意味を子どもたちに伝え、保護者の方々にも伝えることを第一としています。
とかく、この時期は年末、学期末とも重なり、皆さんが忙しい時期ですね。私もいつの間にかクリスマスは一つの行事をこなす思いが強くなっていました。
学期末の仕事、様々な外部とのかかわりなどの中で忙しさに負けて、クリスマスの喜びや楽しさを忘れていました。今回おもむろに事務の先生に「クリスマスの楽しみってなんだった?」と聞いてみました。「プレゼントをもらう楽しみもあったけど、大切な人たちが喜んでくれるプレゼントを選んで贈るのが今でも楽しい」と言われ、はっと気づきました。私も今でもちゃんと贈り物をしていたのに。忙しさにかまけてその喜びを忘れていました。受くるよりも与える方が幸いです。という言葉もあります。今年のクリスマスは様々なところに喜びを見つけていこうと思い
ます。
そして今日の天気。1週間前から大雪、吹雪と予報されていました。理事の方々、教職員みんなでお祈りしていました。昨日は降りましたが、吹雪くことなく迎えられ
そうです。神様ありがとうございます。
ピアノコンサート
2018.10.18
本日午前10時半から当園ホールにて”開園40周年記念ピアノコンサート”を開催しました。ピアニストは北広島在住で、長くドイツで学んでこられた山田陽子さんです。
40周年を迎え、開園以来、本当に多くの方々に支えられ、守られて今に至っています。ご迷惑をおかけしたことやお世話になったこと、多くの事が思い出され、許されつつ今があることを心から感謝しています。
園児と共に聞かせていただいた曲目を演奏者の山田さんは「神様にお祈りする気持ちで聞いてみて」とバッハの”主よ人の望みの喜びよ”。2曲目「エリーゼさんを好きなベートーベンさんが作った曲なのに、ちょっと悲しい感じだけどどうしてかな?」と問いかけながら、興味を引きながら演奏してくださり、子どもたちも聞き入っていました。またショパンの”革命”では「この曲は怒っている曲なんだよ」と子どもたちが心と体で聞きやすいように解説してくださり、大人の私たちもわかりやすく聞けました。後半は”ベートーベンの月光””ショパンのノクターン”
”リストの愛の夢”を演奏してくださいました。山田さんの演奏の素晴らしさ、表現の豊かさに心も体も癒され、感動しました。園のホールは暖かい、恵みでいっぱいになりました。皆さんが喜んで帰ってくださったことが何よりでした。本当に快く引き受けてくださった山田さんに感謝し、これまでご理解ご協力くださった地域の方々に感謝しています。また、許されれば、このようなコンサートを開ければと願っています。
めろんぱんⅠ
2018.7.13
今日はお泊り会です。お泊り会の朝食は園長の手作りパンです。
塩パン、黒糖パン、ウィンナーパンを焼きますが、ウィンナーパンは子どもたちと成形します。子どもたちはお泊り会事態が楽しみなので、準備からテンション高めです。その朝、台所にいる私が何をしているか、興味津々で見ていたAちゃん、B君、Cちゃん。その3人に「内緒だよ。絶対に誰にも言わないでね。お泊り会の朝にはメロンパンもあるんだよ!内緒だよ。」と言うと「わ~い!わかった!」と3人の子たちが言ったあと、Dちゃんが来ました。さっそく「Dちゃん!お泊り会に
メロンパンもあるんだよ!」と教えていました。あまりにも早い展開におかしくなりました。逆に伝わっていいと思いつつ、内緒だよとは言ったのですが。嬉しいことはみんなに早く伝えたいのは子どもも大人も同じですね。
ご無沙汰しました
2018.5.25
言い訳です。忙しさの中で、3か月以上も更新していませんでした。
書きたいことはいくつかありましたが、それも埋もれてしまい・・・
反省です。
先日、初めてのお茶の日を年長組で行いました。月に1度、日本の伝統的な文化である茶道に触れる目的で行っています。年に11回茶道の先生にご指導をいただいています。
子どもたちも、この時間が大好きです。茶道の先生の纏う空気で子どもたちの向かう姿勢も一変します。とても良い緊張感の中で進められます。背筋が自然に伸びます。
「これが抹茶です。」とおっしゃった先生の言葉に子どもたちが集中します。今までに見たこと、聞いたことがなかったこと、知らなかったことを心と体と脳、全身で吸収ていく子どもたちのエネルギーに圧倒されました。新しいことを知ること、吸収することはいくつになっても大切な事であり、また、幼い時に本物に触れることがとても貴重な体験になることを改めて感じました。
収穫感謝会
2017.10.27
今日は収穫感謝の会がありました。日ごろから様々なものが豊かに与えられていることに感謝しました。
ご家庭からジャガイモ、人参、玉ねぎなどカレーの材料と果物のご協力をいただきました。とてもたくさんの野菜も果物も集まり本当に感謝な時でした。また、ユニセフの方々にも来ていただき、世界の中では5秒に一人の幼い子が飢餓でなくなってい
ることや衛生状態が悪く、病になる子。そして日本の一週間分の食事と飢餓で苦しんでいる国の食料の差を見せていただき、日本の私たちはなんと豊かの中にいるのかと、思わされました。パワーポイントを見たあと、親子で感想を話し合いました。
「かわいそうだと思った」など、子どもたちも小さな心で感じたことを表現していました。
そして今ここにいる園児たちの中からこのような問題に取り組む子たちが起こされるようにと願います。私たちにもできることはまだまだあるはずです。もっともっと考え、具体化できることを実行していきたいと思います。
明日運動会
2017.9.15
明日は晴天の予報です。運動会が楽しくできることを心から期待し、願っています。
ほかの園の園長先生たちとも話しましたが、「とにかく天気が心配。もう何日も前から寝れない夜が続くよね!」とおっしゃっていて、私だけではないんだあとほっとしました。この数年はできるかどうか?当日朝まで迷う日が続き、大変でした。でも今年は悩まずに済みそうです。感謝です。
今朝も早くにアラームが鳴り、平和な朝を不安にされました。様々な災害や事故は思わぬ時にやってきます。平和ボケしている私たちですが、この平和は絶対に守らなければならないと、切に思わせられます。様々な考え方、守り方、戦い方がありますが、相手と理解しあえる関係を作り上げていくことは難しいのでしょうか?子どもたちのたわいのない喧嘩の仲裁に入り、それぞれの言い分を聞き、どちらかが我慢しなければならなかったり、譲ったり、譲られたり・・・小さくてもその思いはあって・・・その時々のケースに応じて解決していきますが・・・歴史を振り返ってもやはり争いの歴史で。平和を続けることは難しいのでしょうか?
自分をつくっているもの
2017.3.18
先日無事に卒園式を終えることが出来ました。満3歳、3歳、4歳から入園してきた子たちが4月には小学校です。入園したての頃を思い出すと今の姿は心も体も大きく成長しました。
卒園式に出席するにあたり、朝早く起きて着物の支度をしました。裾の長さを合わせ、襟元を整え、何度やってもうまくいかない帯を慎重にしめながら気づいたのは「着物を着る文化や着ることができるようになった部分は着付けの先生につくられている」という事でした。そうなると、読書が好きな部分は小学校6年の時の先生の影響。縫物や料理が好きなのは母の影響。自分自身が今在るのはたくさんの方々の支えや教えによってである事。
卒園していく子どもたちも様々な先生や友達に色々な影響を受け、ご家族の温かい愛の中でその子自身がつくられたのだと思うと、周りの方々みんなに感謝な思いでいっぱいになりました。そして更にこれからも多くの方々との出会いの中でそれぞれが自分らしく存在していく事。生まれてきた良かった。喜べる人生を歩んでほしいと切に願います。
収穫感謝会
2016.11.7
11月1日に収穫感謝会をしました。お米や野菜など実りの時期です。私たちの国は四季折々に豊かな食物に恵まれています。でも、世界中の飢餓人口は8億人。栄養不良で亡くなる子が1分に12人。日本では考えられない、信じられない人数です。世界中の子どもたちが生まれてきて良かったと思える世界のために、今私たちができることは何でしょう?国際飢餓対策機構のスライドやパンフレットを見ながら、自分たちが恵まれている感謝と共に、世界の現実を子どもたちと一緒に知りました。遠い国でのでき事ではありますが、自分たちが今できることは何か?保護者の方々と考える時を持ちました。子どもたちからは「今ご飯があ
ることがありがとう」お母さま方からは「意識せずに食物を捨ててしまっていること」についての罪悪感など。難しい事ではありますが園児なりに感じていました。私自身ももっと自覚しつつ、食物について、世界について考えていきたいと思いました。毎日豊かにご飯があるのは当たり前ではないことに感謝しつつ。
お泊り会
2016.7.23
昨日から年長組のお泊り会でした。お天気に恵まれ、三角山の登山も行って来れました。体験画を描き、カレーを作り、一晩お友達と一緒に寝て。朝、起きた時に一瞬、どこにいるのか不安になりつつ、幼稚園に居ることと、隣には大好きな友だちがいることに気づいて、次には満面の笑顔になります。一晩御家族から離
れて友だちと園に泊まれたことの嬉しさと、自信がわいてくるのだと思います。その笑顔を見るのが本当に嬉しいです。子どもたちは子どもたちの中で成長する。そしてそれぞれの成長する伸びしろを幅広くもっているという事ですね。
1学期もこれで夏休み突入です。超特急のように早く過ぎ去った1学期でしたが、振り返ると様々な事が甦ってきます。その中で子どもたちは私たちが気づいて居ないところも十分育っています。見えない所に育ちを期待してあげてください。
お母さん方にとっては大変な?長い夏休みかも知れません。でも幼児期は今しかありません。今の時期をゆっくり付き合ったあげてください。
育児相談会がありました。
2016.7.14
今日は予定しておりました、育児相談会がありました。講師の藤田春義先生からあらかじめ皆さんから出された悩みや相談から答えていただきました。今まさに乳幼児から小学生までのお子さんの子育て真っ最中のお母さん、お父さんがいらしてくださいました。子育て中はゆっくり本を読むことも、育児相談をすることさえ、目の前の事が大変で後回しになりがちです。それでも、講師の話に熱心に耳を傾けていました。
お話の中に藤田先生ご自身7人のお子さんのお父さんで、必ず1対1のデート、旅行をした話をしてくださいました。日本の家庭にはあまりなじみのない習慣ですが、忙しい子育ての毎日の中、どうしても平等に子どもたちと関わろうとしがちですが、同じことを同じようにすることだけが平等ではありません。それぞれの子とそれぞれに時間を楽しむ事が大切ですというお話でした。
これからもこのような時間を計画しようと考えています。