クリスマス会 Ⅰ
2020.12.2
当幼稚園は来週、8日と11日に2回に分けてクリスマス会を行います。今年は行事について根本から考えなければならず、準備はいつもの倍くらいの話し合いが必要です。クリスマスはキリスト教保育を行う上でとても大事な行事であり、日々の保育の中で大切に向かい合っています。子どもたち自身もこの時期を楽しんで喜んですごしてほしいと願っています。ただ、サンタクロースからのプレゼントが楽しみなだけではなく、イエス様のお誕生のお祝いを喜んでほしいと願っています。
一つの心配はお天気。「このまま雪が積もらなければ、園庭にお母さん方の車を止めれるんだけどなあ」と私がつぶやくとそれを受けて、年長組のA君が「雪が降っても僕たちが雪をはねてあげるよ!な!M君」「おう!やってやるよ!」となんと頼もしい言葉。いろいろなことができるようになっただけではなく、誰かのために自分の出来ることをしようと思う大切な心も育っていてくれました。本当に感謝です。
参観日
2020.11.6
11月4日、5日、6日と参観日を行いました。いつもなら1日に全クラスの参観を行いますが、今回は3回に分散しました。各クラスに入っての参観は密になりますので、すべてホールで行える、リズム遊びや縄跳び、ゲームなど。できるだけ日常の子どもたちの姿が見られること。集団の中でその子自身がどう、関わっているか?を見ていただければと考えました。子どもたちは保護者の方々に見ていただいているので嬉しい反面、少し緊張もしつつ、何時もよりおりこうさん?で頑張っていました。ゆり組さんは前回お知らせした人形劇も観ていただきました。自分たちで考え、準備してきたものを観てもらうのはとても誇らしいと見えてそれぞれに自信をもって自分の役割をこなしていました。こうして自己肯定感が育っていきます。保護者の方の拍手に認められたことを確信し、次には何を展開するのか?楽しみです。
このひと時もいつもの何気ない1日1日の積み重ねの上にあります。ここにきて頑張れる、できるのではなく、生まれる前からのご家族の温かいかかわりの中から育まれてきたものです。子育ては今だけ見ると、変化のない退屈な繰り返しに思えますが、2,3歩後ろにさがってみると、それは未来に繋がるなくてはならない大切な1日の積み重ねです。保護者の皆様、毎日ありがとうございます。必ず、その手が祝福されます。子どもたちの成長に報われます。コロナ禍にはありますが必ず収束することを信じて。
感謝の会
2020.10.29
例年この時期に収穫や日々の守りに感謝することを子どもたちと確認するために感謝の会を行っています。いつもは保護者の方々と一緒に、世界の中には貧困や戦争等で6秒に一人大人にならないうちに亡くなって行く子どもたちの事や、災害に会って困っている方々のこと等スライドや動画などを見て何を感じ、何を考えたかを話し合っていました。お昼には恵に感謝して保護者の皆さんも一緒にカレーを食べていましたが、今年はコロナ禍にあり、子どもたちだけで行いました。
今年のテーマは”水”保育者が様々な関係各所から集めてきた資料を基に視覚教材を作成し、世界中では汚い水しか飲めない国や水道がない国があることを子どもたちに知らせ、3才4歳5歳なりにその大変さを考えました。そして私たちは本当に恵まれていることに感謝しつつ、私たちにできることはなにか?話し合いました。「服や食べ物を送ってあげる」「蛇口を作ってあげる」等子どもたちなりに精一杯考えた答えが出てきました。
誰かの役に立てるよう成長してほしいこと、世界中の子どもたちが平和に過ごせるようにと切に祈らせられました。
夜までいっぱい遊ぼう会NO4
2020.10.2
次にはまさみ映画館。いつもと違ってポップコーンもついてる映画館です。ゆり組のお友達は普段の遊びの中でもこのまさみ映画館が大好き!
映画館をもも組で行っているうちにホールは縁日に大変身!
「しゅてきなしゃてき!」「イカ釣り!」「たこ焼きビンゴ」「ワニワニパニック!」と楽しいゲームが盛りだくさん。シャボン玉やお面等、本物の縁日のように景品もたくさんあります。
何も知らされずにホールへ出てきた子どもたちの歓声!その驚きを見て準備した保育者たちが観劇するという、信頼関係の中で行き交う思いと思い。遊び始めた子どもたちは間違いなく、十分遊びこみ、心から楽しんでいました。
夕ご飯はいつも給食を作ってくれている業者さんから届いたカレーライス。子どもたちのお祈りは開口一番に「天の神様!今日、いっぱい遊べてありがとうございます!」それを聞いて私たちも、「子どもたちが楽しんでくれて感謝します。」
コロナ禍はまだ続きますが、子どもたちの大切な1日1日をあきらめてはいけないと思わせられます。子どもたちの成長のために、手を尽くし、心を尽くして今できることを工夫しながら積み上げていき続けたいと思います。
夜までいっぱい遊ぼう会NO3
2020.10.2
ゲームやカプラをクリアしたゆり組さんにとうとうカクスカスさんからお手紙が。そして隠されていたタケノコが戻ってきて、更にご褒美のおやつまで!
「みんなあ!ちょっと落ち着いてえ」と子どもたち自身から声が出るほど。嬉しさと驚きでテンションはマックスへ‼‼‼‼‼‼でも、まだまだお楽しみは続きます!
そしてコロナ感染対策も忘れません!
夜までいっぱい遊ぼう会NO2
2020.10.2
次はみどり先生の背の高さまでカプラを積むという指令。各グループ真剣に取り組んでいます。すぐに積みあがったグループ。何回も積み方を変えながら積んでいくグループ。子どもたちの真剣さが伝わってきます。
夜までいっぱい遊ぼう会NO1
2020.10.2
今年はお泊り会がコロナ感染防止の影響からできませんでした。その代わりにと今、”夜までいっぱい遊ぼう会”(子どもたち命名)を行っている真っ最中。保育者たちがお泊り会が経験できない年長組さんに今年ならではの体験をしてもらおうとよく話し合い、準備してきました。物語仕立て?でかくかくすという謎の人物から手紙が来て、その指令をみんなで協力しながらクリアしていくという、ドキドキハラハラの一瞬一瞬。子どもたちのテンションも高く、物語に引き込みながら子どもたち自身の考えや力でこの会をつくり上げていくための工夫をあの手この手で展開させていく保育者たち。この子たちは幸せだなあと。すみません。手前味噌で。
劇団 風の子さん
2020.9.29
昨日は”劇団 風の子さん”が来てくれました。物語の劇ではなく、”かぜのしっぽ”という身近にある新聞紙やビニール袋が風によってどのようにとぶか?どんな音がするのか? 遊びながら、とてもよく考えられた劇遊び的なものでした。ただ、観て終わるだけではなく、子どもたち自身が遊びに発展できるような内容でした。演じているのはお二人でしたが、60数名の子たちがくぎ付けで集中してその世界を楽しんでいました。
ステージのうえではなく子どもたちが座っている同じフロアーでホールの真ん中まで使っての演技は全員が一体となったかのようでした。表現の豊かさを目の当たりに観て子どもたちは一人ひとりそれぞれの心の琴線は確実に響いていたと確信できました。人の声、思い、動き、視線やしぐさは言葉以上に相手に伝わるときがあります。聞こえてくる声や音、見えてくる表現以上に子どもたちは感性を刺激されたと思います。このような本物の経験に数多く出会っていけるよう願っています。
お茶の時間
2020.9.25
いつも年に11回を通してお茶のお点前を習います。子どもに合わせ、できる範囲で行います。難しいことができるようになるというより、日本の伝統的な素晴らしい茶道という文化が子どもたちに伝わることが大切です。何よりもお茶を楽しくおいしく飲むことができればと取り組んできました。
でも、今年はコロナ感染のため、5月から始めていたものをこの9月にようやくスタートできました。それも、しっかりと熱湯消毒、ソーシャルディスタンス等の中、子どもたちも少しいつもより緊張しつつ、感染予防をしながらのお茶でした。最初は今年はできないかな?とも思いましたが、講師の先生も良く工夫をし、考えてくださり、お茶碗も1人にいち椀。ゴム手を何回も取り換えながらできました。今までの当たり前にできていたことができなくなった時にこそ、どうすればできるのか?考え、工夫をして別の方法、回り道や抜け道を探していける柔軟性が人としての成長にとても大切だと改めて感じました。
運動会を終えて
2020.9.15
12日(金)に無事、運動会が終わりました。前日まで雨が降り、不安定な予報でしたが、ちょうどよい気温に青空の下、予定通り行えました。
コロナ禍ではいつもよりも時間短縮のため、種目を減らし、大きい組と小さい組で入れ替えをし、観客席の密を避けました。種目は少なくても、感染防止のための対策や様々な点で配慮、注意すべきところが多く、準備の段階からいつもよりも数倍、会議の時間がかかりました。
せっかく来ていただいた保護者の皆様には種目が少なくて、物足りない運動会になっているだろうと不安も抱きながらの当日でした。しかし、保護者の皆さんからは、「様々なことが中止をしている中、やってくれただけで本当に感謝です!」
リレーで負けている子に対して「負けてるのに最後まであきらめない子たちに涙しました。」「ずっと泣いてました。感動をありがとうございました。」とそれぞれの言葉に私たちもありがとうございますの思いでいっぱいになりました。
世界中が初めての経験をしていく中で色々な不自由もありますが、様々な気づきや発見もあります。初めてのことを踏まえながら、不安を持ちながら、周りから支えられ、支えながら新しい生活様式を明るいものとしていけるはずと実感しました。