運動会
2021.10.8
今日は運動会でした。1週間前からお天気を見ていましたが、雨の予報でした。祈りつつ、毎日週間予報を見ていくとだんだん雨がづれてきて、思いもよらないようなお天気と暖かい気温の中で行うことができました。
学年ごとに3回に分けて行ったため、朝早い学年。中間、最後と登園の時間もいつもとは違い、子どもたちも保護者の方々にとってもいつもとは全く違うスケジュール。そしてひと学年は約30分~40分のプログラム。始まったらすぐに終わってしまうコロナ禍における運動会。悔しく思いながら、それでも子供たちの元気なお遊戯や力強く走り抜けるかけっこやリレーの姿に励まされ、元気をもらった保護者や教職員。子どもたちのために行った運動会は私たち、コロナ禍で疲れている大人たちを十分癒してくれました。子どもたちに心から感謝をします。また、本当に暖かく見守ってくださった保護者の皆様にも本当に心から感謝します。ありがとうございました。
来年は全員で混みこみの中おおきな声援の中、運動会をしたいと心から願っているのは私だけではないと思います。皆さんの健康を心から祈りつつ…
暑いですね
2021.7.19
「ラッキーデイ面白かった!」「またやらないかなあ!」
楽しかったラッキーデイの感想が子どもたちから寄せられ、保育者にとってもやりがいのある行事でした。言葉だけではなく先生たち一人ひとりにラッキーデイにちなんだアイスクリームのカードを書いてくれた子もいました。
そしてどろんこで真っ黒になったTシャツやズボンを手洗いしなければならなかったお母さま方には大変だったと思います。ありがとうございました。でも、あるお母さんが
「手洗いしている横でラッキーデイの様子をとても楽しく話してくれて、どんなに楽しかったのかがよく伝わりました」
とその苦労も子どもたちの成長のための糧としてとらえてくださり感謝でした。
お菓子作りは楽しいけれど後片付けが大変。お友達をたくさん呼んだ後のおもちゃの片付けも大変。何事にも楽しい面と大変な面がありますが、その両方があって初めて本当の楽しさであり、成長へとつながるものだと思います。表面的な楽しい所だけ取るのではなく、苦労したところや大変なところ、見えていないところにも心を向けられるような子に育ってほしいと思います。
ゆりぐみラッキーデイ1
2021.7.16
昨年から続き、コロナ感染予防のため、お泊り会の代わりに1日いっぱい幼稚園で思いっきり遊ぶ日を計画しました。「わんぱくだん」の絵本をもとにお菓子の家やどろんこのチョコレートタワー、ヒマワリの迷路等、子どもたちは幼稚園と竹葉公園で存分に遊びました。
遊びの中には保育者たちが子どもたちが心から楽しんで遊べるようにいろいろな仕掛けをしました。公園に行っている間にホールはお菓子の森に代わっていたり。雅美映画館でひよこ組で楽しんでいるうちに本物のお菓子がホールの木についていたり。子どもたちの笑顔に背中を押されながら、保育者もこの1日を楽しんでいます。
準備にも時間や手をかけましたが、子どもたちの笑顔で報われます。
ゆりぐみラッキーデイ2
2021.7.16
どろんこでチョコレートタワー作り。しかし今日のこの暑さ!プログラムに入る前にひとしきりホースからの水遊びを楽しんだ子どもたち。もうそれだけで200%楽しみました。更にチョコレートの香りがするのです。少しでもリアルに近づけるために。先生たちが準備した仕掛け。その後は耳の穴にまでどろんこが入るくらい真っ黒になって誰が誰だかわからないくらいに遊びこみました。
本物のお菓子は最後にみんなでとって、お家へのお土産。本物の他に保育者が本物そっくりに作ったケーキ屋ドーナツもあってお店屋さんごっこもできそうです。あっという間に過ぎていくラッキーデイ。終わるのがとてもとても名残惜しく…「明日もラッキーデイあるかなあ?」と漏らしている子もいました。本当に楽しい1日を過ごせて良かった!
劇団風の子さん
2021.7.7
今日は”劇団風の子さん”が来てくださり、観劇会でした。劇と言っても園児たちが遊びに取り入れることができるような単純な材料を使った遊びを中心とした演目もありました。木製の大きめの積み木?をいくつも使ってキリンや猫を作ったり、ドミノ倒しをしたり。新聞紙をそのままとばしたらどうなるか?丸めて飛ばしたらどこまで飛ぶか?子どもたち自身が自分で考え、空想を膨らませられる遊びでした。
今は出来合いのものが安く手に入り、空想しなくても映像と音があふれています。遊びも電子的なゲームが主流となり、学校の勉強も1人に一台タブレットが当たるようになり、自分で考え、調べるよりも先に答えが出てきます。そんな中、もともともっている子ども自身の発想や空想できる力を絶やすことなく育て続けていくのは大人の役割です。人として成長するための大切なものを見極めつつ、保育していきたいと考えて慰安す。
卒園式
2021.3.19
コロナ禍にあって、二度目の卒園式。昨年は2月からの緊急事態宣言下で、不安の中での式でした。まだ、コロナ感染がよくわからず、「今年度だけだ」とどこかで考えていました。しかし、1年経ってもその収束の目途が立たず、同じ不安の中でしたが、覚悟は違いました。今年は保育日数も少なく、行事も今までとは違い、多くの制限の中で過ごした1年でしたが、その中で子どもたちは十分に遊びを重ね、充実させ、展開させて幼児期に何が必要かをはっきりと見せてくれました。今まで、何かを教え込んだり、練習してうまくできることよりも、とにかくそれぞれの興味のあるものを追求し、考え、実行し、失敗し、やり直し、その繰り返しの中で人として大切なものが育つと信じていましたが、それを確信させていただきました。不安な先の見えない社会であっても、自分で考え、その場に応じて工夫して周りの仲間と共に生きていく力があれば、大丈夫だと。今までも成長した子どもたちを誇りをもって送り出していましたが、制限された今年も負けずに、胸を張って送り出せました。なんて良い仕事をさせていただいているのだろうと心から思います。育ってくれた子どもたちに感謝!ご理解、ご協力いただいた保護者の方々に心から感謝いたします。
卒園のお茶会
2021.3.5
日本の伝統的な文化を伝えるため、月に一度年長組さんが茶のお点前に取り組んでいます。今日は、最後のお茶の日。子どもたちが保護者の方にお茶を点ててお出しします。袱紗をさばくのは、折り紙のように絨毯の上で三角に折りながら棗を清める形までおり進めていきます。そして、茶杓を清め、棗からお茶をすくい、お茶碗へ。茶筅で点てて、古帛紗にのせてお出しします。お菓子をいただいた後のお茶は本当においしく、おかわりもしたくなります。
今年はコロナ禍にあってどこまでできるか心配しながら、お茶の先生とも毎回相談をして、茶碗は一人一碗ずつ、お菓子もつまようじにさして触らないで食べる。準備する私たちもゴム手、手消毒を常に行い、細部にわたって感染防止に気を使ったお茶でしたが、子どもたちはよくついてきてくれました。できない、不可能と思われることも、あきらめずに工夫をしながら、視点を変えたところから考え直せば見えてくるものがあると、教えられました。コロナはマイナスのイメージばかりが強くありますが、その中から、私たちが気づかされたことや、新しく発見したこと等、逆転できるものもあるのではないかと思います。2021年度もまだマスクや制限のある生活は続くと思いますが、今年度を踏まえれば、まだまだできることがあると希望をもっています。
“みんな大好き会”
2021.2.26
先週、”みんな大好き会”(発表会)がありました。新型コロナウィルス感染対策のため、入れ替え制、時間短縮等で、何時もより制限が多く、園側からすれば、もっとできることはないかという思いの会でした。
にも拘わらず「うんとこしょ!どっこいしょ!」絵本から劇遊びに発展した発表を元気いっぱい繰り広げていました。制限があっても子どもたちにとっては今年度の大切な発表会の1日。この1日が子どもたち、一人ひとりにとっては大切な特別な1日。
観覧はご家族お二人まででしたが、たくさんの拍手をいただいて精いっぱい頑張ったその背中はいっぱいの自信であふれていました。制限があっても、その中での精いっぱいが、子どもたちの成長へとつながるように!と望んでいます。
2021年度も制限の中での保育になると予想していますが、今年度を踏まえて、更に知恵を使い、工夫して喜びあふれる保育を展開していきたいと考えています。
一日入園
2021.2.2
今日は一日入園でした。感染対応をしながら、新入園の子たちも自らアルコール消毒をする習慣ができていて。環境の変化は人の習慣や生活を変えていくものだと思わせられます。いつもなら、在園児とフォークダンスや手遊びなどをしてかかわりを持ちながら、新しい子たちを歓迎していることを伝えます。でも、今回は写真でもわかりますが距離を取り、接触しないようにお互いをお互いが守りながらの一日入園でした。少し、春めいた明るい日差しの中で制限のある中でしたが、園に期待をもってもらえたのではないかと、信じて。
クリスマス Ⅲ
2020.12.10
クリスマスを分散し、2回にわけ、明日はその2回目。年長組の保護者の方々に観ていただきます。
クリスマスはペイジェントを行います。聖書に書かれてある記事に従って、イエス様のご降誕のあらましを劇にして子どもたちが演じます。たどたどしいセリフや堂々としたセリフ。それぞれ一人ひとりの子どもたちの個性があふれています。それでも、ちょっと噛んでしまったり、言う順番を間違えたり、歌の歌詞がいれちがったり、本番の中で様々に小さなミスがあります。でも間違わないで立派に行うこと、上手なものを見せることがが目的ではありません。子どもたちが演じている意味をしっかり理解して、伝えることに重きを置いてます。そして、ミスをした時にそこから、しっかりやり直す、自分で考え、対処していくことが大切です。前回はそこが見事にできていました。間違った、失敗したと落ち込む子もいます。でも、この幼児期に取り返しのつくことで多くの失敗や間違いを経験しながらその対処の仕方、立ち直り方を学んでいくことは、1回ですべてうまく成功するよりもどんなにか生きていく上での力をつけていくことか?子どもたちは見事に自分たちの失敗を対処していきました。周りの私たちもうまくできることだけではなく、そこから立ち直っていくことに目をむけ、認めていくことが大切だと思います。