健康
2021.8.19
2学期が始まりました。園児たちは休み中大きな事故や病にかかる事もなく、元気に登園してくれました。コロナ禍にあってはいつ何が起きても不思議ではない中で本当に嬉しい事です。
ご家族でコロナに感染し、自宅療養中、奥様が亡くなられた痛ましいニュースや、豪雨のための土砂災害にあい、ご家族すべてが行方不明など、何が起こるかわからない日々です。
先日2回目のコロナワクチンを打つことができました。微熱とめまい、頭痛、関節痛などで2日間思うように動けないだけで、日常の生活が恋しくなりました。当たり前と思っている日常がどんなにか貴重なものであることを痛感させられました。困難や難病に合われている方々を思うと、ただただ健康でいつもの日常を送れることの幸いを心から感謝せずにはいられません。この平和な日々を子どもたちのために1日1日、更に丁寧に心がけて関わっていきたいと思わせられました。
快不快
2021.7.29
昔は布おむつが主流でした。と言っても今のお母さま世代も紙おむつの時代ですよね。私が保育者になった頃から紙おむつが出始めていたので、どちらを使うかと論争がありました。布おむつはおしっこをするとすぐに不快になります。だから、取り換えてほしいと泣いて訴えます。そして取り換えてもらうと心地よくなり、変えてくれた人に対して信頼関係を築いていきます。紙おむつはその点では数回おしっこをしても不快にはならない、優れたものなので、心地良さは続きます。でも人間は快と不快を経験しながら情緒が育ちます。紙おむつだけで作れるわけではありませんので、安心してください。便利になっていく中で、気を付けなければならない一つとして挙げてみました。けんかしないようにとすべての子におもちゃを同じだけ与えてトラブルもかかわりもなくすることは人間関係を育てる面では機能しません。不足があって、トラブルがあって、解決方法を考えて、何度か失敗しながら築き上げていくものが人間関係であり、形成です。失敗やトラブルなどを経て成長する面を見ていく時、不便や不快のとらえ方も変わってきますね。
1学期が終わります
2021.7.21
今日が1学期の終業日。本当に早いですね。後10日で7月が終わってしまうなんて⁉今年は例年になく今からすでに猛暑です。北海道人にとってはとても大変な日々ではありますが、今が夏!コロナでどこへ行くにも制限がありますが、お風呂上がりのアイスやビール?(私は飲めませんが)をちょっとだけ贅沢にして夏を楽しみましょう!
今週から始まるオリンピック。でも、その関係者たちに過去のいじめによって、辞退する方々が出ています。このオリンピックを機に過去のいじめだとしても、こうして社会的に大きく影響をすることがクローズアップされたと思います。若気のいたりではすまず、国際的な影響にまで発展してしまうこと。今現実にいじめをしている人達が、今一度自分の言動を吟味する時ともなってほしいと思います。人の、相手の心と体、魂を傷つけることは、結局は自分をも、互いの将来をも壊してしまうことになることに気づいてほしいと思います。みなさん、それぞれ過去に周りの方々との喧嘩や、嫌な経験はあります。それを経て人を赦したり、赦されたりと心の大切な部分の成長にもつながりますが、度を越した、人格を傷つけるようないじめはひとかけらも正当性はないと思います。今、いじめをされている方々の意識に届いてほしいと切に願います。
夏休み期間、皆様の健康と安全を心からお祈りしています。
暑いですね
2021.7.19
「ラッキーデイ面白かった!」「またやらないかなあ!」
楽しかったラッキーデイの感想が子どもたちから寄せられ、保育者にとってもやりがいのある行事でした。言葉だけではなく先生たち一人ひとりにラッキーデイにちなんだアイスクリームのカードを書いてくれた子もいました。
そしてどろんこで真っ黒になったTシャツやズボンを手洗いしなければならなかったお母さま方には大変だったと思います。ありがとうございました。でも、あるお母さんが
「手洗いしている横でラッキーデイの様子をとても楽しく話してくれて、どんなに楽しかったのかがよく伝わりました」
とその苦労も子どもたちの成長のための糧としてとらえてくださり感謝でした。
お菓子作りは楽しいけれど後片付けが大変。お友達をたくさん呼んだ後のおもちゃの片付けも大変。何事にも楽しい面と大変な面がありますが、その両方があって初めて本当の楽しさであり、成長へとつながるものだと思います。表面的な楽しい所だけ取るのではなく、苦労したところや大変なところ、見えていないところにも心を向けられるような子に育ってほしいと思います。
ぶどうの会
2021.7.16
昨日は今年度初めてぶどうの会ができました。私も入れて4名で行いました。最初に今月の暗唱聖句。「おそれるな。わたしがあなたとともにいる」
私たちはいつも何を恐れているでしょう?病や事故。人間関係のトラブル。将来の事。災害。そして今はコロナ感染に関する様々な事。恐れは探していけば大きなことから小さなことまで限りなくあります。でも、聖書の神様は小さなことから大きな思い煩いまで、すべて神様にゆだねなさい。「わたしがともにいる」とおっしゃってくださいます。そこに100%ゆだねきることは難しいかもしれませんが、神様が必ず守ってくれるというお約束があることを心の片隅にでも置いて生活することは心の平和に繋がると思います。
お子さんたちの事においては3歳児の思いっきりの反抗期だった昨年と比べて。今とても成長し、落ち着いてきていること。こだわりが強く同じTシャツしか着なかった子が少しづついろいろな服を着られるようになり、ここにも成長が見えていること。
そして大好きなお友達への思いを「拍手をしてあげたい」と表現していることを聞きすごいなあと思いました。拍手は相手を賞賛したり、ほめたたえたりと日常ではあまり出てこない思いと動作ですが、大好きな子を心から賞賛して、生まれてきてそこに存在してくれていることに感謝し拍手したいと思えること。幼子にあっても様々な、そして豊かな感情表現ができていることにその成長を感じました。
ぶどうの会への多くのお母さま方の参加をお待ちしています。気軽にご参加してください。
ゆりぐみラッキーデイ1
2021.7.16
昨年から続き、コロナ感染予防のため、お泊り会の代わりに1日いっぱい幼稚園で思いっきり遊ぶ日を計画しました。「わんぱくだん」の絵本をもとにお菓子の家やどろんこのチョコレートタワー、ヒマワリの迷路等、子どもたちは幼稚園と竹葉公園で存分に遊びました。
遊びの中には保育者たちが子どもたちが心から楽しんで遊べるようにいろいろな仕掛けをしました。公園に行っている間にホールはお菓子の森に代わっていたり。雅美映画館でひよこ組で楽しんでいるうちに本物のお菓子がホールの木についていたり。子どもたちの笑顔に背中を押されながら、保育者もこの1日を楽しんでいます。
準備にも時間や手をかけましたが、子どもたちの笑顔で報われます。
ゆりぐみラッキーデイ2
2021.7.16
どろんこでチョコレートタワー作り。しかし今日のこの暑さ!プログラムに入る前にひとしきりホースからの水遊びを楽しんだ子どもたち。もうそれだけで200%楽しみました。更にチョコレートの香りがするのです。少しでもリアルに近づけるために。先生たちが準備した仕掛け。その後は耳の穴にまでどろんこが入るくらい真っ黒になって誰が誰だかわからないくらいに遊びこみました。
本物のお菓子は最後にみんなでとって、お家へのお土産。本物の他に保育者が本物そっくりに作ったケーキ屋ドーナツもあってお店屋さんごっこもできそうです。あっという間に過ぎていくラッキーデイ。終わるのがとてもとても名残惜しく…「明日もラッキーデイあるかなあ?」と漏らしている子もいました。本当に楽しい1日を過ごせて良かった!
劇団風の子さん
2021.7.7
今日は”劇団風の子さん”が来てくださり、観劇会でした。劇と言っても園児たちが遊びに取り入れることができるような単純な材料を使った遊びを中心とした演目もありました。木製の大きめの積み木?をいくつも使ってキリンや猫を作ったり、ドミノ倒しをしたり。新聞紙をそのままとばしたらどうなるか?丸めて飛ばしたらどこまで飛ぶか?子どもたち自身が自分で考え、空想を膨らませられる遊びでした。
今は出来合いのものが安く手に入り、空想しなくても映像と音があふれています。遊びも電子的なゲームが主流となり、学校の勉強も1人に一台タブレットが当たるようになり、自分で考え、調べるよりも先に答えが出てきます。そんな中、もともともっている子ども自身の発想や空想できる力を絶やすことなく育て続けていくのは大人の役割です。人として成長するための大切なものを見極めつつ、保育していきたいと考えて慰安す。
手間と時間
2021.7.2
もも組さんがシートをひいてお昼ご飯を食べる準備をしています。テーブルの上に準備して食べるお弁当や給食とは違い、シートに座った自分の前に置いたものを食べるのは子どもたちにとってとても大変な事。外でピクニックをする前に、何度かお部屋で経験をしてみます。こんな日常の当たり前のことも、つひとひとつ時間をかけながら、一人ひとりが理解できるように、準備していきます。早くお外で楽しいピクニックしたいですね。
ひよこ組さんはテーブルごとベランダに出して外でランチ。暑すぎず、ちょうど良い気温の中、とても楽しい時間を過ごしていました。満面の笑顔でそのおいしさが伝わってきます。
料理も掃除も洗濯もレンジや掃除機、全自動洗濯機と手間が少なくなり、時短で家事を済ませる事、仕事が能率よくできることが良いことだという考えが主流になってきています。保育や教育の中にもその流れは見られます。でも、昔ながらの手作りの物。あやとりやお手玉。折り紙等の良さは数値で評価できません。今、当園では子どもたちのために手作りで時間と手間をかけながら、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら準備しています。既成のものの方が安く、見栄えの良いものがあり、早く済みます。でも、子どもたちはちゃんとわかります。自分たちのために時間と手間をかけたものへの喜びや感謝の思い。かけた時間に対してトビッキリの笑顔で答えてくれます。私たちもそれを励みに更に頑張れます。人と人との関りを大切にしていきたいですね。
絵本からの遊び
2021.7.1
ホールに今森ができています。各クラスで虫や動物を作って木だけだった森に生き物が増えています。満3歳のひよこ組さんもダンゴムシを作ってくっつけに行きながらキャッキャッ!キャッキャと楽しんでいます。葉の陰に隠された青虫や蜘蛛。蜜蜂やありと毎日何かかにかが増えています。リアルな虫もあれば「これは何?」と聞かなければならない創作生物も。子どもたちの想像性が豊かに育まれています。
園長の私も実はリアルに蜘蛛の巣とモールで蜘蛛を作ってみました。子どもたちだけではなく大人の想像力も刺激してくれます。これからどんな虫や生き物がこのかおりの森に増えていくか?楽しみです。