完成しました
前回お伝えしたロバの子の共同製作ですが、大きな大きな
ぞうときりんとわにが完成しました。子どもたちが乗ることができるほど大きくて頑丈な物ができました。
何かを作り上げる達成感。友達と頑張った中で生まれた共感。
一つの物を作り上げることで多くのことを学び、吸収していく子どもたち。


前回お伝えしたロバの子の共同製作ですが、大きな大きな
ぞうときりんとわにが完成しました。子どもたちが乗ることができるほど大きくて頑丈な物ができました。
何かを作り上げる達成感。友達と頑張った中で生まれた共感。
一つの物を作り上げることで多くのことを学び、吸収していく子どもたち。
今日はロバの子のグループで牛乳パックを使って共同製作をしました。ひとグループ15人から18人で、3歳児から5歳児までの混合のグループ。
5歳児がリードしながら、”きりん””ぞう””わに”をそれぞれつくりました。1学期からの積み重ねもあってもうみんなクラスが違っても仲良くなっているので、大きい子は小さい子たちに教えたり、言葉がけをします。小さい子たちもどんどんお兄さんお姉さんたちに頼りながら、作業を進めていきます。
子どもたちはそれぞれのやり方で、友達を作り、和を広げ、深めていきます。ストレートにぶつかったり、言葉がきつかったり、言葉が足りなかったり。トラブルになれば涙も出ます。でもその繰り返しの中からそれぞれが自分自身で人との関わりを見出し、信頼していきます。幼児期だからこそ様々な人間関係の中で成長してほしいと思います。
今年で3年目ですが、中学3年生が家庭科の授業として園に来て園児たちと遊んでくれました。一緒にラーメン体操をして汗(?)を流し、礼拝で神様のお話を聞き、各クラスでは中学生が用意してきてくれた紙芝居を読んでくれて。手作りのパペットで遊び、最後はゲームとドッチボールでたくさん遊び、仲良くなれました。
少子化で兄弟が少なく、近所の公園でも子どもたちが見当たらず、異年齢で遊ぶ経験が減少している今は中学生にも、園児にも良い経験になりました。もっとさめた感じの中学生を予想していましたが、体操のところからどんどん積極的に参加して、良いお兄さんお姉さんとしてリードしてくれました。
また、卒園生の成長も見られて、こんなに大きくしっかりするんだあと感激しました。女の子はみんなとってもきれいになっていて。びっくり!
学校など公の取り組みとしてでしか経験できないのは残念ですが、それでもできるのであれば、幼、小、中等問わず、交流と連携をとっていければと思います。
当園の発表会は感謝会といいます。赤ちゃんの時から守り育ててくれたご家族の方々にありがとうの思いをこめてお遊戯や歌を
発表します。ですから終わりの言葉には「見ていただいてありがとう」に「育ててくれてありがとう。守ってくれてありがとう」の言葉が子どもたちから上がります。準備する期間も子どもたちとそのテーマから外れないように、何のためにするのか?を確認しながら行います。
そして私は、子どもたちの感謝の思いが伝わることともう一つ。観にいらした方々が笑顔で帰ることができるように!祈ります。
誰かの一生懸命に頑張る姿は見ているだけで元気や勇気を
もらえます。それが幼稚園児であればなおさら。疲れている心を
癒してさえくれます。今回も「感動しました」「涙が止まらなかった」と何人もの方々に言われ、子どもたちの元気をもらえた方々がいらっしゃり、ホットしています。
感謝会が終わった今でも毎朝、ステージでは他のクラスの物まで踊っている子たちであふれています。
今朝のニュースで「小学校の一クラスの人数を数年前に40人から35人に変更した。一人ひとりの子どもたちをよく見ていけるように、落ちこぼれやいじめをなくせるようにという目的のためだったが、成果がでていないため、また検討をする。」40人に戻したら、86億の予算が違うということでした。
成果が出ていないのであれば、更に30人にすることを考えないのでしょうか?教育をお金がないからと他のことと同じように、していいのでしょうか?国が子どもの教育について考えないでどうするのでしょう?子どもを育てるのは、将来この国を担っていく人材を育てることなのに。子どもを大事にし、子どもが生き生きと生活できる国が豊かな国だと思います。そのためには親が元気でなければ!!!毎日の議員さんたちのニュースをみても元気はなくなる一方ですね。
保育の一コマ
女の子が泣いていたので、「どうしたの?」と聞くと「トレーナーで縄跳びをしてぶつかった。」ということ。それを見ていて、聞いていた男の子4歳が「自業自得だね」とその状況にぴったりのすごい難しい言葉を言ったので、驚きとともに、おかしくなりました。職員室でそれを他の保育者に伝えたところ、「きっと自分も言われているんだね」と納得。
いつの間にか紅葉が進み、赤くなったナナカマド。季節の移り変わりの中で外遊び。雪虫も飛び交い、いつ初雪かなあ?できれば、遅いほうがいいなあと思いつつ、子どもたちは待ち遠しい雪の季節。暖かく、雪の少ない冬を望んでしまうのは私だけでしょうか?
砂場のケーキ。
季節によって春はタンポポ、秋はナナカマドやどんぐりと
おいしそうなケーキが子どもたちの創造力によってどんどん
できます。
7日に焼き芋をしました。
前回お知らせした、幼稚園の畑で採れたサツマイモです。
当園の焼き芋は炭でで焼きます。ホクホクしてとても甘い
焼き芋になりましたよ。
先日の皆既月食はみなさんご覧になりましたか?私は偶然、
欠けていくところ、隠れて赤くなっているところ、出てくるところと見ることができました。その日は夕方、二重の虹も見ることができていたので、大自然の中の、人の手では絶対に不可能な
天体ショウに感動しました。
大自然の中で創造主を感じ、自分が生きていることを感謝する。自分の存在は意思を持って造られたことを自覚して、大切な
存在であることをこの幼児期に魂で感じとってほしいと願っています。
今日はとてもきれいな秋晴れの一日でした。園庭でくりひろげられるサッカーやおにごっこ。リレー。ままごと、落ち葉ひろい等々。体を動かす遊び、友達との関わりを深める遊び、季節の変化に触れる遊び。様々な中で子どもたちは体力をつけ、情緒を豊かにしていきます。四季の移り変わりがはっきりしていて、自然の中でその豊かさに気づける環境に在ることはそれだけでなんと幸せなことでしょう!?
また、台風の被害にあわれた方々のお見舞いを申し上げます。
この日は各クラスでお外でお弁当を食べて秋の一日を満喫しました。
短い北海道の秋。十分楽しみたいですね。