学校法人恵愛学園 認定こども園 北広島かおり幼稚園

Diary

園長ブログ

育児相談会がありました。

2016.7.14

 今日は予定しておりました、育児相談会がありました。講師の藤田春義先生からあらかじめ皆さんから出された悩みや相談から答えていただきました。今まさに乳幼児から小学生までのお子さんの子育て真っ最中のお母さん、お父さんがいらしてくださいました。子育て中はゆっくり本を読むことも、育児相談をすることさえ、目の前の事が大変で後回しになりがちです。それでも、講師の話に熱心に耳を傾けていました。

 お話の中に藤田先生ご自身7人のお子さんのお父さんで、必ず1対1のデート、旅行をした話をしてくださいました。日本の家庭にはあまりなじみのない習慣ですが、忙しい子育ての毎日の中、どうしても平等に子どもたちと関わろうとしがちですが、同じことを同じようにすることだけが平等ではありません。それぞれの子とそれぞれに時間を楽しむ事が大切ですというお話でした。
 これからもこのような時間を計画しようと考えています。

僕、読めるよ!

2016.7.12

 「僕この絵本読めるよ!」と4歳のA君が得意そうに”かにむかし”の絵本を嬉しそうに持ってきました。毎日A君には朝の早い時間に何冊も絵本を読んでいたので、え?読めるようになったの?と驚いていると「字は読めないよ」と言って絵本の絵を丁寧に読み進めてました。
 絵本は字を読めるようになるためのものでも、上手に読めるようになるためのものでもなく、子どもがその絵が物語っているものを目と心と体で読み取っていくもので。字を読みながら見ていくも良し。絵だけで読み取っていくのも良し。そして誰かに読んでもらえれば更に良し!
 子どもは誰かに読んでもらった絵本の世界を今度は自分なりに展開していきます。読んでもらったお話しを頭の中で考えながら、想像を広げて行きます。その想像や広がりは無限です。じっくりと絵本を見入っている横でその楽しそうな、思いに共感できればと思い寄り添って見たりして・・・

ももファーム

2016.7.6

 「ただいまあ!お兄さんが遊んでくれたよ~」
 とわの森高校の畑を借りてトウモロコシを育てさせていただいています。昨日、草ぬきに行って来ました。高校1年のお兄さんお姉さんたちが手伝ってくれます。丁寧に種の植え方や、抜いていい草を教えてくれます。その後、高校生のお兄さんお姉さんたちとかくれんぼや鬼ごっこをして遊んできます。これは園児にとっては15,6歳の方々との触れ合いはほとんどありませんし、
高校生にとってもこんなに小さい子と関わることはめったにありません。お互いに、とても貴重な体験だと思います。
 人と人との関わりは様々なコミュニケーションや人間関係のマニュアル本があっても参考にはなっても実際に経験していかなければ、相手を理解し、赦し会うことは難しい事です。逆に相手の弱さや、価値観の違いも、自分の耳と目と心と体で感じとっていかなければなかなかわかりません。
 トウモロコシの育て方を教えてもらいながら、更に人と人との関わりの大切さを育てていただいています。とわの森のお兄さん、お姉さんたちありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

リレー

2016.6.28

 昨日、今日と久々にお天気が続きました。年長、年中は栗沢の冒険ランドへ、小さい組さんプールを楽しみました。

 年中組の4人がリレーを始めました。リーダー性のあるA君、2番手のB君、とにかく一緒に遊びたいC君、今年入ったばかりのD君。の4人です。A君がリレーの説明をして、ゲームが始まりました。でも、予想通り、A君は自分のチームが勝つようにゲームを運んでいきます。そのうち、ルールが分からなくなり、バラバラになってきたところで、また、A君が変わったルールを説明して走り出しました。でも、よくわからないルールにC君が「ルールがわからない・・・」と言い出しましたが、声が小さく聞こえていません。もう保育者が出て行ってもいいかなあと思いつつ、「もっと大きい声で言ってごらん」と助言しました。
 遊びの中で多くの事を学んでいく子どもたち。まだまだ、社会性もリーダー性も協調性もおぼつかな中で、試行錯誤しながら、やり直しをしながら、遊んでいく子どもたち。保育者が入って仕切ればすぐにゲームは正しいルールの中で楽しく展開していきます。でも、今日の4人は楽しさは今一歩だったと思いますが、リーダーの役割やルールの大切さ。自分の立ち位置など多くの事に触れたと思います。その積み重ねで心も体も大きくなっていってほしいですね。

沖縄慰霊の日

2016.6.23

 6月23日は沖縄慰霊の日です。1945年6月23日に組織的戦闘が終結したことを記念して沖縄で記念されている大切な日です。でも私たちにはあまりなじみのない記念日です。でも、戦後70年経ち、戦争を知らない私たちにとっては戦争があったことすらも、教科書の上の事実に過ぎなくなってきています。でも、社会が、法律が様々に変化していく中で、過去の過ちは忘れてはいけないし、真実と事実を伝え続けなければなりません。私も戦争についてはそんなに詳しいわけではありませんが、幼子たちの未来が平和であるように今私たちの世代ができる事、そして今の幼子たちに受け継ぐ事をしっかりとしていかなければなりません。
 どんなに正当な理由があっても戦争も人殺しもテロもしてはいけない事です。自分の存在の大切さ、相手の存在の大切さ。創られた世界の目的がよく分かれば、争いがなくなると私は信じ期待しています。まずは今日、自分の周りの平和を祈り、子どもたちが持っている思いやりの心を最大限に育てていきたいと思います。

6月のお誕生会

2016.6.22

 ”♬ 6月生まれさん おめでとう おめでとう🎶 
        🎶生まれてきてくれて 本当にありがとう♪”
 
 毎月のお誕生会に歌っている歌です。歌われる方も歌う方もとても嬉しくなります。
 その子、その人が何が出来てもできなくても存在する事を認めてもらえていること。誰かに否定されても、励まして守ってくれる誰かが居てくれる。
 命が与えられ、今存在している事は必ず目的、計画があります。それは平和のための祝福の計画です。相手を認め、支え、許しあい、その存在に感謝しあえるお互いでありたいですね。

今日も雨?

2016.6.21

 今日の保育の予定ははだし遊び。でも今日も午前中は雨・・・
 短い北海道の夏を楽しむためにはお天気の日にはすぐに水遊びやどろんこ遊びができるように準備していますが、今年の6月はほとんど雨でした。その度に順延になったりで、その日はあきらめなければならず、お天気との関係は子どもたちにとって我慢の6月でした。

 期待していたことが、雨や病気でできなくなって悔しい思いをしたり、思い通りにならない事がたくさんあります。でも、この一連の流れの中で子どもたちは大切な事を学び、身に着けています。

 自分の思い通りにならない時に我慢するのか?違う方法を考えるのか?この幼児期にたくさんの色々な経験の中で目には見えませんが心の土台となる、人への信頼、自分の存在価値、忍耐等築いていってほしいと思います。

花の日Part2

2016.6.17

 今日は満3歳児クラスのひよこ組と3歳児クラスのもも組のお友達で交番と消防署と”ともに”に行って来ました。あいにくの雨で交番と消防署は残念ながらバスの中からありがとうをしました。警察の方々も消防の方々も皆さん事の他喜んで下さいました。いつも自分たちを守ってくれている方に直接お会いして感謝ができること、とても大切ですね。私たち大人もこのような機会はめったにありません。私自身も子どもたちと一緒に日頃の感謝を心から伝えてきました。できれば来年はお天気の日に行きたいと切に願います。

 最後は”ともに”(北広島団地地域サポートセンター)で、約30名位の方々と「三ツ矢サイダー」の手遊びや「しあわせなら手をたたこう」のふれあい遊びを楽しみました。まだまだ小さな子どもたちですがおじいちゃん、おばあちゃんたちの励ましになったようです。子どもたちの存在が誰かの元気になることは人と人との関わりの中でしかできませんし、お互いに支えあい、補い合うものだと思います。この訪問を通して子どもたちも言葉にはできない様々なことを感じ取ってくれてると思います。

 快く受け入れてくださいました、交番、消防、”ともに”のみなさんありがとうございました。

エネルギー

2016.6.14

 今日はファーム花茶へ草ぬきに行く日でしたが、あいにくの雨で行けませんでした。

 「おはようございます!」「おっはよー!」とバスから降りてくる子たちの元気な声。雨模様で少し落ち気味のテンションが跳ね上がります。子どもの元気な声はただ耳から入ってくるだけではなく、その笑顔や体の動きから、こちらにもあふれるエネルギーが伝わります。子どもたちから今日もたくさんエネルギーをいただきました。

 挨拶は言葉だけのやり取りではなく、人と人の信頼関係を積み
重ねる上でとても大切なものですね。その日、その日の感情や心の動きが伝わります。相手から元気やエネルギーをもらうととても嬉しくて元気が出ます。でもマイナスの思いをもらう時もあります。自分が相手にマイナスの空気を送ることには気をつけたいと思います。
 でも、できないこともあります。そんな無理をしないで小さな声でも大丈夫。ずっと良い感情でばかりはいられません。そんな
時には自分が元気の出ることをなんでも良いのでやってみましょう!それでも元気が出ない時はあきらめて休みましょう。
 この休み方はまたの機会にお話しします。

花の日

2016.6.13

 昨日の6月12日はキリスト教の行事の中の花の日でした。神様の恵みの表れとして最も鮮明な印象を子どもたちに与える花を通して神様への賛美、感謝することを教えるためにあります。その通り、讃美と感謝を届けるために、今日は年長組と年中組で西の里にある北海道リハビリー障がい者支援施設リハビリーエイトへ訪問させていただきました。施設の50~60名の方々の前で「海と空創られた主よ」の手話と「握手でこんにちは」のふれあい遊び、「しあわせなら手をたたこう」の体遊びをしました。皆さんには大きな拍手をたくさんいただきました。握手でこんにちはでは手を合わせたり、挨拶したりと一人ひとりの方々と触れ合うことが出来ました。
 幼い頃から様々な方々との出会いを大切にしていきたいですね。「鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる」と聖書にあります。対人恐怖やひきこもりなどが多くなっている今の社会に、人と人とのつながりを豊かにもてるように育ってほしいと願っています。

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