学校法人恵愛学園 認定こども園 北広島かおり幼稚園

Diary

園長ブログ

リレー

2016.6.28

 昨日、今日と久々にお天気が続きました。年長、年中は栗沢の冒険ランドへ、小さい組さんプールを楽しみました。

 年中組の4人がリレーを始めました。リーダー性のあるA君、2番手のB君、とにかく一緒に遊びたいC君、今年入ったばかりのD君。の4人です。A君がリレーの説明をして、ゲームが始まりました。でも、予想通り、A君は自分のチームが勝つようにゲームを運んでいきます。そのうち、ルールが分からなくなり、バラバラになってきたところで、また、A君が変わったルールを説明して走り出しました。でも、よくわからないルールにC君が「ルールがわからない・・・」と言い出しましたが、声が小さく聞こえていません。もう保育者が出て行ってもいいかなあと思いつつ、「もっと大きい声で言ってごらん」と助言しました。
 遊びの中で多くの事を学んでいく子どもたち。まだまだ、社会性もリーダー性も協調性もおぼつかな中で、試行錯誤しながら、やり直しをしながら、遊んでいく子どもたち。保育者が入って仕切ればすぐにゲームは正しいルールの中で楽しく展開していきます。でも、今日の4人は楽しさは今一歩だったと思いますが、リーダーの役割やルールの大切さ。自分の立ち位置など多くの事に触れたと思います。その積み重ねで心も体も大きくなっていってほしいですね。

沖縄慰霊の日

2016.6.23

 6月23日は沖縄慰霊の日です。1945年6月23日に組織的戦闘が終結したことを記念して沖縄で記念されている大切な日です。でも私たちにはあまりなじみのない記念日です。でも、戦後70年経ち、戦争を知らない私たちにとっては戦争があったことすらも、教科書の上の事実に過ぎなくなってきています。でも、社会が、法律が様々に変化していく中で、過去の過ちは忘れてはいけないし、真実と事実を伝え続けなければなりません。私も戦争についてはそんなに詳しいわけではありませんが、幼子たちの未来が平和であるように今私たちの世代ができる事、そして今の幼子たちに受け継ぐ事をしっかりとしていかなければなりません。
 どんなに正当な理由があっても戦争も人殺しもテロもしてはいけない事です。自分の存在の大切さ、相手の存在の大切さ。創られた世界の目的がよく分かれば、争いがなくなると私は信じ期待しています。まずは今日、自分の周りの平和を祈り、子どもたちが持っている思いやりの心を最大限に育てていきたいと思います。

6月のお誕生会

2016.6.22

 ”♬ 6月生まれさん おめでとう おめでとう🎶 
        🎶生まれてきてくれて 本当にありがとう♪”
 
 毎月のお誕生会に歌っている歌です。歌われる方も歌う方もとても嬉しくなります。
 その子、その人が何が出来てもできなくても存在する事を認めてもらえていること。誰かに否定されても、励まして守ってくれる誰かが居てくれる。
 命が与えられ、今存在している事は必ず目的、計画があります。それは平和のための祝福の計画です。相手を認め、支え、許しあい、その存在に感謝しあえるお互いでありたいですね。

今日も雨?

2016.6.21

 今日の保育の予定ははだし遊び。でも今日も午前中は雨・・・
 短い北海道の夏を楽しむためにはお天気の日にはすぐに水遊びやどろんこ遊びができるように準備していますが、今年の6月はほとんど雨でした。その度に順延になったりで、その日はあきらめなければならず、お天気との関係は子どもたちにとって我慢の6月でした。

 期待していたことが、雨や病気でできなくなって悔しい思いをしたり、思い通りにならない事がたくさんあります。でも、この一連の流れの中で子どもたちは大切な事を学び、身に着けています。

 自分の思い通りにならない時に我慢するのか?違う方法を考えるのか?この幼児期にたくさんの色々な経験の中で目には見えませんが心の土台となる、人への信頼、自分の存在価値、忍耐等築いていってほしいと思います。

花の日Part2

2016.6.17

 今日は満3歳児クラスのひよこ組と3歳児クラスのもも組のお友達で交番と消防署と”ともに”に行って来ました。あいにくの雨で交番と消防署は残念ながらバスの中からありがとうをしました。警察の方々も消防の方々も皆さん事の他喜んで下さいました。いつも自分たちを守ってくれている方に直接お会いして感謝ができること、とても大切ですね。私たち大人もこのような機会はめったにありません。私自身も子どもたちと一緒に日頃の感謝を心から伝えてきました。できれば来年はお天気の日に行きたいと切に願います。

 最後は”ともに”(北広島団地地域サポートセンター)で、約30名位の方々と「三ツ矢サイダー」の手遊びや「しあわせなら手をたたこう」のふれあい遊びを楽しみました。まだまだ小さな子どもたちですがおじいちゃん、おばあちゃんたちの励ましになったようです。子どもたちの存在が誰かの元気になることは人と人との関わりの中でしかできませんし、お互いに支えあい、補い合うものだと思います。この訪問を通して子どもたちも言葉にはできない様々なことを感じ取ってくれてると思います。

 快く受け入れてくださいました、交番、消防、”ともに”のみなさんありがとうございました。

エネルギー

2016.6.14

 今日はファーム花茶へ草ぬきに行く日でしたが、あいにくの雨で行けませんでした。

 「おはようございます!」「おっはよー!」とバスから降りてくる子たちの元気な声。雨模様で少し落ち気味のテンションが跳ね上がります。子どもの元気な声はただ耳から入ってくるだけではなく、その笑顔や体の動きから、こちらにもあふれるエネルギーが伝わります。子どもたちから今日もたくさんエネルギーをいただきました。

 挨拶は言葉だけのやり取りではなく、人と人の信頼関係を積み
重ねる上でとても大切なものですね。その日、その日の感情や心の動きが伝わります。相手から元気やエネルギーをもらうととても嬉しくて元気が出ます。でもマイナスの思いをもらう時もあります。自分が相手にマイナスの空気を送ることには気をつけたいと思います。
 でも、できないこともあります。そんな無理をしないで小さな声でも大丈夫。ずっと良い感情でばかりはいられません。そんな
時には自分が元気の出ることをなんでも良いのでやってみましょう!それでも元気が出ない時はあきらめて休みましょう。
 この休み方はまたの機会にお話しします。

花の日

2016.6.13

 昨日の6月12日はキリスト教の行事の中の花の日でした。神様の恵みの表れとして最も鮮明な印象を子どもたちに与える花を通して神様への賛美、感謝することを教えるためにあります。その通り、讃美と感謝を届けるために、今日は年長組と年中組で西の里にある北海道リハビリー障がい者支援施設リハビリーエイトへ訪問させていただきました。施設の50~60名の方々の前で「海と空創られた主よ」の手話と「握手でこんにちは」のふれあい遊び、「しあわせなら手をたたこう」の体遊びをしました。皆さんには大きな拍手をたくさんいただきました。握手でこんにちはでは手を合わせたり、挨拶したりと一人ひとりの方々と触れ合うことが出来ました。
 幼い頃から様々な方々との出会いを大切にしていきたいですね。「鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる」と聖書にあります。対人恐怖やひきこもりなどが多くなっている今の社会に、人と人とのつながりを豊かにもてるように育ってほしいと願っています。

今日は金曜日

2016.6.10

 お弁当が終わって、いっぱい遊んで、お帰りの支度をして。

「ひよこさーん!頑張って!」とホールに響く声。満3歳児クラスの子たちがお昼寝の布団をみんなで玄関まで運んでいます。月曜からお昼寝で使った布団をお洗濯してもらうために、持ち帰ります。4月にはまだまだ何もできず、自分の鞄も持ってもらっていた子たちが大きな布団の袋を持って(引きずって?)、ホールを横断しています。
 この2カ月でとっても大きくなりました。幼稚園がお家の次に安定した安心できる場所になっていることが伝わってきます。幼児期に安定した情緒で過ごすことは人間形成にとってとても大切
です。明日明後日のお休み、どこかへ出かけかくても、家族で過ごす平和な時間は何にも代えがたいものです。家族で過ごす時間を大切にしてください。

元気の会

2016.6.2

 今日は元気の会でした。
 元気の会は園児の祖父母の方々と昔の遊びをする行事です。
今年から広く地域の方々に参加していただきたいと考え、高台町
1丁目の町内会や”ともに”(四恩園)にもご案内をさせていただきました。24名の方々が来園してくださり、園児たちとコマ回し、けん玉、かるたトランプ、折り紙などをして遊びました。最後には皆さんでフォークダンスで楽しみました。おじいちゃんと一緒にコマ回しが出来るようになった子。紙鉄砲の作り方を教えてもらって、喜んでいる子。覚えたてのトランプで「ばば抜き」をおばあちゃんたちに教えてあげていた子たち。それぞれに楽しんでいました。

 園児だけではなく、私たちもこうして地域の方々とのかかわりの中で守られ、支えられていることが伝わってきて、とても暖かい気持ちになりました。やがて大人になる子どもたち。そして私たちも確実に年を重ねていきます。様々な立場や状況の中で互いに支えあうことの大切さを感じました。

公園巡り

2016.5.23

 今日はお天気になり、それぞれのクラスは公園へ行きました。
ここは団地内に計画的に公園が配置されており、当園から徒歩
で10分から20分くらいの間に5か所~6か所くらいの公園があり
ます。いつでも公園に行けるように水筒と敷物を置いています。

 今は様々な花が咲き、色々な虫たちが出てきます。触って、見
て、聞いて、においをかいで、子どもたちは全ての感覚を十分に
使って春を楽しんでいます。春を探検し、感じ取っていく時、誰がこの自然を造られたのか?色とりどりの花は私たちがつくることが出来ない色があり、個性豊かな虫はそれぞれに役割も形も習
性も独特です。自然の中での多くの発見が子どもたちの感性を豊かにし、想像力を育てます。四季の移り変わりがはっきりとしている北海道で育つ恵みに感謝!

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