絵本読んであげる
年長さんが小さいお友達に絵本を読んであげています。朝陽がさすホールの片隅の暖かな空間。その様子を見ているだけで幸せな気持ちになりました。


年長さんが小さいお友達に絵本を読んであげています。朝陽がさすホールの片隅の暖かな空間。その様子を見ているだけで幸せな気持ちになりました。
絵本は子どもたちが字を読めるようになったら自分で読ませるようにしますが、絵本は読み聞かせるもの。読んでもらうものです。
朝、泣きながら登園してきた子に、その子の好きな絵本を読みました。
1回目。2回目と読んでいくと自分の好きなところにくるとふっと泣きやみます。3回目になると、すっかり機嫌もなおり、遊び始めました。私たちもそうですが、落ち込んだり元気がない時に、物語や、好きな歌などの自分の好きな、元気をもらえる場面や言葉などに力をもらい、気持ちを立て直す時があります。
絵本は心に元気を与える力があります。また、読んでくれた人のぬくもりや声の暖かさ。その時の空気感まで思いだし、自分が愛されていること、大切にされていることを心と体で思いだします。
そしてその経験を今度は小さい友達に伝えていきます。たどたどしい読み方ですが、小さい子たちは黙って聞いています。そんな関係と時間と空間を守っていくことの大切さを日々思わせられます。
今日は星槎道都大学のお兄さんお姉さんが来てくれて夢のなる木を一緒に作りました。魚博士になりたい❗セイラームーンになる❗サッカー選手になりたい❗色々な夢を描きました。
Aちゃん「おはよう!今日も宇宙に行こう」
Bちゃん「うん!行く!行く!」
宇宙に行く遊びって何をするのか聞いてみると「鉄棒で逆さまになるやつ!
全部さかさまに見えて面白いよ!」
Cちゃん「今日、パン食べて来たんだよ」「おいしかった?」「うん!あ?サンドイッチもパンだよね?」「そうだよ」
お母さんの作ってくれたサンドイッチがおいしかったこと、ちゃんとお母さんが朝ごはんを用意してくれることの幸せを感じました。
D君「今日ね、帰ったら新しいリュック買ってもらうの!」とっても嬉しい報告
E君「縄跳び壊れちゃった」「大丈夫。直しておくね」とボンドを取りに教材室へ。
こうしていつもの朝が始まっていきます。それぞれの子どもたちとの様々な会話。
その一人ひとりの成長や今日の健康状態。情緒を感じとりながら・・・
今日も一日平和に守られますようにと祈らずにはいられません。幼子たちの世界が日々守られていることに心から感謝します。
朝の登園時、おうちで作ってきた新体操の競技用のリボン、トイレットペーパーの芯にスズランテープをつけて楽しそうに踊っていました。私も!作る!とちらしを細くくるくる巻いてスティックを作りその先にリボンをつけて出来上がり。子ども達のところにもっていくと、次から次と注文が来て。「作ってみよう」と子どもたちの中へ渡しました。そのあと、もも組さんのお友達が新体操で盛り上がり、元気にステージで発表?していました。子供のかわいさ、元気さ、行動力をさらに豊かに育てていきたいと思います。
今日は収穫感謝の会がありました。日ごろから様々なものが豊かに与えられていることに感謝しました。
ご家庭からジャガイモ、人参、玉ねぎなどカレーの材料と果物のご協力をいただきました。とてもたくさんの野菜も果物も集まり本当に感謝な時でした。また、ユニセフの方々にも来ていただき、世界の中では5秒に一人の幼い子が飢餓でなくなってい
ることや衛生状態が悪く、病になる子。そして日本の一週間分の食事と飢餓で苦しんでいる国の食料の差を見せていただき、日本の私たちはなんと豊かの中にいるのかと、思わされました。パワーポイントを見たあと、親子で感想を話し合いました。
「かわいそうだと思った」など、子どもたちも小さな心で感じたことを表現していました。
そして今ここにいる園児たちの中からこのような問題に取り組む子たちが起こされるようにと願います。私たちにもできることはまだまだあるはずです。もっともっと考え、具体化できることを実行していきたいと思います。
23日に緑陽中学の3年生47名が訪問してくれて、子どもたちと遊んでくれました。中学校の家庭科の授業ですが、中学生、園児双方がとてもとても楽しんでいました。
昔は近所の地域で十分に縦のつながりを経験できましたが、今は様々な機関や組織で計画しなければできなくなってきているのはさびしい限りです。また、園児にとっても、中学生にとっても貴重な成長の機会です。
園児は大きいお兄さんお姉さんたちに甘えながらもその遊びのリードについていき、中学生は幼い子たちとのかかわりにはじめは戸惑いながらも、徐々に慣れていき、どんどん遊びこんでいきました。お互いにとても良い経験になったと思います。
緑陽中学の皆さん、教諭の方々、ありがとうございました。
FBにもあげました。日々の保育の中でそれぞれのクラスが取り組んでいる遊び。年少組はキャンプごっこ。年中組は1学期から続いている”カラスのパン屋さん”から森づくりに取り組んでいました。それが今朝、森でキャンプすることになりました。そこから出てくる子どもたちの発想。「川があるといいね」
「魚釣りがしたい」「橋を作ろう!」「釣竿作ろう!」と子どもたちのイメージはどんどん膨らんでいきました。保育者はその思いをできるだけ実現できるように釣竿や魚の材料となるような素材を用意して考え、作り、遊びこむ。見ているこちらもわくわくするような遊びの展開となっていました。もちろん要所要所でリードしてくれたのは年長組。さすがに一歩先を心得ていました。
年少、年中、年長が自然に意見を出し合い、助け合い遊びを展開しています。子ども自身が自分で考えイメージしたものを実現していくこと。それはどんなに多くの知識を詰め込むよりも、成長していく段階でその子自身の力となり、勇気となり、自信につながります。これが自己肯定感を育んでいきます。
今年度は”かおりフェスティバル”のテーマで運動会を楽しみました。当日は晴天に恵まれ、気温も暑からず、寒からず。申し分のない状況でした。
行事を一つ終えると子どもたちは内面的に一つ成長します。自信が着き、周りのことが今までよりも見えるようになっていると感じます。
跳び箱をさらに飛べるように取り組む子。年長さんの競技を見て今まで興味がなかった縄跳びに挑戦している年中さん。
競技のために作った大道具を使ってままごとに発展させているこどもたち。ゆったりと流れる時間の中でそれぞれが挑戦してみようと思うこと。やってみたいと思う思いをそのまま実現させてあげること。それぞれの子供たちの思いを展開、実現させてあげるにはわたくしたち保育者の資質にもかかわることで。十分対応できるように私たちも日々、研鑽を重ねていきたいと思います。
朝年少のmちゃんが登り棒を登り始めました。年長のお兄さんたちと同じことがしたくて。でも、筋力や体力からみてmちゃんが上まで登るのは無理かなあ?とみていました。
園では自力で登れるところまで登って自力で降りてくるようにしています。手を貸してあげればどこまででも登れます。でも、自分の力量をよく理解してけがや事故から自分を守るために幼いころから学んでほしいと思います。
mちゃんもどうするかな?とみていると、ちゃんと自分が登れるところまで行って、自力で降りてきました。小さいころからの教えはちゃんと見につくものだと感心しました。自分を守ることは周りをも守れることになります。お互いの大切さを覚えながら成長してほしいと願っています。