雪が降りましたね
2020.2.4
雪が降りました。昨日の夕方の雪はサラサラで軽い雪でした。今朝の雪は水けを含んでいましたね。すっかり晴れて、良いお天気の下、ご自宅の周りを除雪なさっている方々も心なしか喜んでる?なんて感じたのは私だけでしょうか?
四季がはっきりとわかる北海道。雪、冬の厳しさがあって更に春を待つ思いも強くなります。待つことがただただ紛らわしいことだと思うのではなく、楽しみをしたためながら、そして忍耐も培われながらできるようになること。これは雪国に住む私たちの特権ではないでしょうか?除雪、無理をなさらないように。と言いつつ雪はもういらないと思っています。
お茶の時間
2020.1.31
今日はゆり組さんのお茶の日でした。月に1回ずつ年間11回行います。日本の伝統文化である茶道ですが、どうしても難しい手順や決まりがあるのではないかと、日本人でさえ、日常の中には届きにくくなっています。園ではすでに20年以上にわたって年長組さんが経験してきました。2020東京オリンピックの招致の時には”おもてなし”が日本の文化として紹介されていましたが、茶道こそおもてなしの思いそのものです。相手の方の思いを察し心地よくお茶を飲んでいただく。園児たちはその年齢にあったお点前を身に着けていきますが、その手順や決まりよりも茶道の精神であるおもてなしの意味を心に刻んでいきます。
11回目の最後には各保護者の方々をお招きして子どもたちがお茶のおもてなしをします。幼い6歳の子であっても精いっぱいの心を尽くして、おもてなしをします。受けるばかりではなく自分たちの出来る分を奉仕することは心に豊かな刺激となっていると、毎年感動させられます。
家族
2020.1.30
先日、お母さん方と話している中に「家族との時間を大切にしたい」という話題がありました。小学校に行って、スポーツクラブに入ったり、習い事をすることで、今までの生活リズムが変化します。お母さんが自分のスキルを活かして仕事を始めても、預かり保育の利用や、帰りの時間などで変わっていきます。今この時にその仕事や、習い事が必要であれば考えなければなりませんが、幼児期のお子さんにとっての家族との関りはこの時にしかはぐくめない人としての信頼関係の土台造りであり、愛着の関係を養う大切な時期です。家族での時間を大切にすることの評価は今すぐに見えてくることではありませんが、これから、成長していくための大切な時間と空間です。お仕事を持たれてお忙しい保護者の方々には大変だと思いますが、少しでもお子さんたちとの時間を共有することをおすすめします。
家族との時間を大切にすることを優先したことを話されていたお母さんたちの判断が間違いでなかったことが必ず、実を結ぶはずです。
お餅つき
2020.1.29
昨日は園内でお餅つきをしました。おとうさん、おかあさんたちの助けを借りて、お米からふかし、杵とうすでお餅をつきました。あんこ、納豆、黄な粉といろいろなトッピングでおいしくいただきました。園いっぱいにおいしいかおりと嬉しい笑顔は広がっていました。
雪遊び
2020.1.28
先週ようやく降った雪。園庭で元気いっぱい遊ぶこどもたち。
3学期が始まりました。
2020.1.24
2020年も無事にあけました。冬休み明け、登園してきた子たちは満面の笑顔で、休み中の様々な出来事を話してくれました。
満3歳になったばかりの双子ちゃんが聞こえてきた音楽に耳を傾けて、
「あ、これ知ってる!」「神様の歌だね。」「この歌好きだね!」と音楽に合わせて体を動かし始めました。子どもたちにとっては長い冬休み。でも、覚えたことはちゃんと心と体に刻まれて、そこからまた新しく大きく成長してくれるでしょう。3学期も事故やケガ、風邪などをひかないように!健やかに育つことを心から願いつつ。
クリスマス
2019.12.25
メリークリスマス
今年もクリスマスですね。私は小さい頃、クリスマスに嬉しいプレゼントをもらった記憶がありません。私の年令だと皆さんそうなのかも知れません。でも大人になってクリスマスを迎えると、周りの方々にプレゼントするのが楽しくて、ささやかですが、何かかにか贈り物をするのがこの頃の私のクリスマスです。受けるより与える方が幸せを感じることも多くあります。ものではなくても親切や思いやりやお手伝い。自分と同じように隣人を愛せることを喜ぶクリスマスはすてきだと思います。朝、登園してきた園児がサンタさんにおもちゃをもらったと、とても興奮して聞かせてくれました。きっといつか、送る側の喜びも経験できると信じています。良いお年をお迎えください。
お弁当箱
2019.12.19
今は給食を行う園が多くなってきました。働くお母さま方、様々なご事情がある方々のために、今はとても必要になってきました。
自分が教諭になった頃、研修の中でお母さんたちは「かえって来たお子さんのお弁当を開けただけでその日のお子さんの様子を読み取ります」とお話ししていました。給食になるとそこが見えにくくなりますが、きっとそれぞれのお子さんのサインがあるはずです。日頃の日常のお子さんをよく見ていれば、必ずわかってくるはずです。
なんでもインターネットを調べれば数秒で回答が出てきますが、お子さんの心の状態、体調はそば近くでにいる保護者の方でなければわかりません。お子さんと関わる時がいつも大切にできるとよいですね。
スウィートポテト
2019.11.27
今日は11月生まれのお友達のお誕生会でした。毎月、手づくりのおやつを考えます。季節に合わせ、アレルギーの方々を考えます。秋はジャガイモをふかしたり、カボチャはスウィートパンプキン、サツマイモでスウィートポテト。今年は幼稚園の畑でサツマイモがたくさん採れました。そのサツマイモを使ってのスウィートポテトを作りました。さすがにお店で売っているものよりは灰汁も強く、形も悪く、大きさも細いものが多く、なんと扱いにくいことか?それでも自分たちで収穫をしたサツマイモ。人数を考えると、レシピ本を開くより、すべて感?砂糖もバターも塩加減も。
食べている子たちは口々に「おかわりないの?」「先生明日も作ってね」と言ってくれて。この言葉を聞くと、扱いにくさも、灰汁の強さもなんのその。またおいしいものを作ってあげたくなります。畑をおこし、苗植えから、畑を管理してくれたバスの先生にも感謝!
食育には五感のすべてを使います。見た目の食べやすさやおいしそうな色。食べる時の音、食材を用意する時の切る音、煮える音。匂い、味、温かさや冷たさ。台所から、トントン、シューシュー、チン!と音が聞こえ、良いにおいがしてきて、おいしいものができてくる。おいしく食べて、五感とともに心と体も満たされて、家庭の豊かさも感じていきます。家庭の中の豊かさとは経済的なものではなく、こんな些細なことから、信頼関係がうまれ、自分はここに居ていいという自己肯定感も生まれることではないかと思います。お忙しい方々が多い毎日ですが、時々は家庭内での音やにおいから始まりおいしいで終わるプロセスが繰り返されるといいですね。
固まってていいよ
2019.11.22
5歳のR君がお母さんに「お母さん。固まってていいよ。」と言ってくれたことを聞きました。
主婦の皆さんは朝から夜寝るまで、食事の事、家族の着ていくもの、持ち物の事、洗濯、明日の用意等、多岐にわたって準備し、予定を確かめてお子さんやご主人の1日1日が平和に過ごせるよう、配慮しています。きっとお子さんの前でも、忙しく、気配りをしながら、動き回っている姿があるのでしょう。
そして乳幼児はできるだけ母親が自分の方に向いていてほしくて、要求してきます。用事がなくても何か作って自分の方に向けようとします。そこで信頼関係を築いているので、それも大切なことでもあります。でも、R君はお母さんに対して、「固まってていいよ」と言えました。お母さん、今は何もしなくていいよ。お母さんの時間にしていいよ。という意味で言ってくれたというのです。大きく一つ成長したと感心しました。自律の一歩ですね。
そして、もう一つ。忙しい生活の中で、ふと、立ち止まるときがどんなに大切なことか。次へ次へと仕事をこなしていく流れを一度ストップさせて、周りを、自分を見つめてみること。そんなに急ぐ必要はなく、明日のことは明日心配すればよいこともたくさんあって。自分の心に向き合う時間をゆっくりとる事。固まる時間を私も作っていこうと思います。R君ありがとう。