学校法人恵愛学園 認定こども園 北広島かおり幼稚園

Diary

園長ブログ

緊急事態宣言

2020.4.30

 今、緊急事態宣言の延長が考えられています。確かに私たちが考えても、この状況で5月7日から始めてもまた、終息が遠のいてしまいそうです。本当に大変ですが、今一度みんなで我慢してとにかく感染の拡大を止めなければなりません。誰も予想できなかった事態に、皆さんが不安を抱えています。でも、もう覚悟を決めて一人ひとりがそれぞれの責任をもってこのことに対処していくことが必要ですね。感染しない!させない‼ために自分を守り相手を守っていく。今の我慢は必ず将来のためになります。家の中での楽しみ方、家族のコミュニケーションを更に深めていく良い機会として過ごしましょう!

しんらい

2020.4.24

 今年度の年間主題は”信頼”です。人と人との関係、つながりが希薄になりつつある今。何年後かには職業が半分くらいAIに変わると予想されているこれから。子どもたちが成長した後の未来を想像すると楽観はできない状況です。だからこそこの幼児期にコミュニケーション能力を養い、自己肯定感をしっかり持って自分を大切にし、相手への思いやりを持てるように、”信頼”と向かい合おうとした今年度。コロナウィルスの予防のため、日常的に人と関わる事も出来ない状況に置かれてしまいました。
 全世界で初めての状況に様々な意見が飛び交い、情報があり、考え方、価値観が見えてきます。相手の考え方だけではなく、非常事態における自分の価値観にも向き合い、驚く面も出てきます。この非常事態において、更に相手を批判したり、詐欺行為や暴力などで悪事を行う人。でも、今だからこそ自分よりも大変な方々にできることはないかと探す方々もいます。
 目に見えない信頼関係ですが、今だからこそ築ける信頼関係もあると気づかされました。必ず、終わりがあります。会えないから消えてしまうのではなく、会えなくても、関わらなくても築いていける信頼関係をこの状況の中だからこそ探求していきたいと思います。

新型コロナウィルス

2020.4.16

 明日から2回目の臨時休園。1回目はまだ早いのでは?やりすぎでは?などと軽く考えていたことを反省します。こんなに長引き、感染者が後を絶たない事態。子どもたち、そしてその家族の健康が十分に守られる日。今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなる日。2018年9月のブラックアウトや2011年3月の地震、津波、原発事故。当事者でなくてもその辛さや苦しさに寄り添って理解していたつもりでいたのに、また、新たな災い?今度は目に見えないウィルスとの戦い。そして、全世界が恐怖を感じ、苦しみ、まだまだ終わりが見えないことへの恐怖と疲弊感。感染した方々(有名人)が謝罪していますが、もう誰がどこで感染するかわからなくなっている以上、謝罪する必要はないと感じます。感染した上に後ろめたい思いをもつのは気の毒です。感染した方の1日も早い回復と1日も早い終息を切に願って!

始業式

2020.4.9

 8日に始業式が行われました。一人ひとり間隔をあけて、マスクをした顔とマスクをした顔が向き合うのは今までにない光景です。子どもたちの命、そのご家族の健康と安全を守るためにどこまでできるのか?目の前にあるできる限りのことをするのみですが、そこにも限界はあります。互いに協力、配慮の中で、1日、1日無事であるように!平和が保たれるように!とさらに祈り心を強めつつ保育に当たっています。終わりの見えない、目に見えないコロナとの戦いですが、落ち着いて、平常心で日々を過ごすことを心がけていきましょう。目に見えない神様は必ずともに居てくださいます。必ず、終わりがあると信じて!

入園式

2020.4.9

 入園式を行いました。新型コロナウィルスの感染の予防をしながらの、今までで経験したことのない入園式でした。それでも参加された保護者の方々はとても協力的で、暖かい式となりました。幼い子が通う園がいつも平和で安心した場であることが求められているはずなのに、今年度はそれが世界的に思うようにいかない中、お互いの協力、配慮の大切さを痛切に感じました。
 子どもたちの安全、ご家族の平和を守っていく難しさを感じつつも最善を行っていく思いを新たにさせていただきました。

不測の事態Ⅱ

2020.3.16

 卒園式、卒業式、スポーツやイベントなどの中止や短縮しなければならない状況がこれからいつまで続くのでしょう?全世界的にこの新型コロナウィルスの感染に対して取り組んでいる現在ですが、見通しのきかない、見えないウィルスとの戦いはそれぞれの立場で疲弊してきているのではないでしょうか?
 震災の時もそうでしたが、恐れを感じつつ、家の中にこもっていることが精神衛生的支障をきたすことがわかっています。今回はとにかく人と接触することを避けなければなりませんが、このまま続いていくと精神的に参ってしまいます。直接、会うことはかなわなくても電話やメールなどで、できるだけ誰かと会話をしていくことをお勧めします。今はスカイプや動画などで直に顔を見て会話ができます。
 不安、恐怖と孤立は心が病んでしまいます。周りの方々と適度な関りを持ちながら、今の状況からの1日も早い回復を願っていきましょう。

不測の事態?

2020.3.9

 私が小学校の時は家に親が居ても居なくても、外で遊ぶこと、誰かの家で遊ぶことにあまり気を遣わずに自由にできていました。そして余りある退屈な時間をどう過ごすかと、色々、色々考える日々。小学校の6年間がひどく長く感じたものでした。でもその退屈の中で、様々なことを考え、想像し、造りだしたものがあるような気がします。
 今はゲームやビデオ等、様々にあって、退屈な時のアプリまで作られています。何もできない退屈な時間を乗り越えることも大切な経験ではないかと思います。今こそ家族の中で家庭力とやらを強めてはいかがでしょうか?一緒に本(絵本)をよんだり、トランプやUNO?などのシンプルなゲームにみんなで共感する。一緒にお昼ご飯やおやつを作る等。日常の家庭内の基本的なことを家族でやってみること。そこで生まれるのは共感であり、共有された時間の尊さを知ることです。不測の事態ではありますが、マイナーなことばかりでなく、この時にしか得られない貴重な経験をし、前向きにとらえてみてはいかがでしょうか?

バイバーーーイ‼‼

2020.2.19

バイバーイ!また明日ね!
バイバーーーイ!バイバーーーイ!バイバーーーイ!
降園時、玄関でバスに乗る子、お迎えの子、預かりの子と何度も何度もバイバイを繰り返し、さよならをしながら、別れを惜しんでいる子どもたち。その声を聴きながら、それぞれの友達との1日がどんなにか楽しかったのかということが伝わってきます。どんな遊びをしたのか?誰と遊んだのか?様々な子どもたちのそれぞれの1日1日が平和で楽しく過ごせたことは何と幸いなことでしょう!保育者として、その子が喜んで帰れることが一番の幸せに感じる時です。今日も1人ひとりの子どもたちが十分に楽しみ、喜んで遊びこんだ1日がおくれるよう、すべての環境を整えていきたいと思います。

みんな大好き会

2020.2.15

 今日はみんな大好き会でした。この1年の保育の中で遊んできたことや成長してきたことを保護者の方々に観ていただく会です。歌や劇、スライドショー、オペレッタとそのクラスの年齢に合わせつつ、個性豊かな発表になっていました。
 どうしても成長したことやできるよになったことなど目に見えることを評価しがちです。でも、キリスト教保育は心の土台を育て、互いにおもいやり、許し合い、五感を育てる保育です。表現されることの奥にあるもの、子どもたち一人ひとりとの関わりを大事にしながら、それぞれが表現できていけるようにと願っています。いつもは照れて、声を出せない子も、踊りが恥ずかしかった子たちも喜んで保護者の方々の中でその成長を表現できたと思います。

みんな大好き会

2020.2.12

 2月15日は「みんな大好き会」(発表会)です。この1年保育の中で取り組んできたことや遊びこんだことを発表するために、劇遊びにしたり、お遊戯にしたり子どもたちと保育者が試行錯誤して取り組んできました。でも、日々の保育を目に見える形で表現するのはとても難しい作業です。
 この時期の子どもたちはそれぞれの個性の違い、成長のスピードもアンバランス。そして月齢の違いは体格にも現れています。まだまだ未開発のこどもたち。苦手なことや嫌いなことにも頑張ろうとする思いを育てるのもこの時期です。他のお子さんと比べての成長ではなく、今目の前にいるお子さんの成長を焦らずにゆっくり見守っていきましょう。

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