学校法人恵愛学園 認定こども園 北広島かおり幼稚園

Diary

園長ブログ

お気に入りの服

2020.10.8

 3歳のK君は新しい服を買ってもらいましたが、どうしてもその服が気に入りません。その服を着て機嫌悪く登園していました。ある日、その服がとても大好きになりました。それはその服に自分の好きなキャラクターのアップリケを付けてもらったのです。それからはその服が大好きになりました。
 好きなキャラクターもさることながら、お母さんがそれを付けてくれたことが子どもの精神と成長に大きな影響を与えます。忙しいお母さんがつけてくれたもの。昔はほころびを繕う、穴をふさぐことは当たり前でした。今は手間をかけるより簡単に解決する方法がいくつもあります。
 でも、私たち保育者もよく感じることですが、時間と手間をかけ、そこに心を向けて準備したものはそこにかけたエネルギー以上のものを発揮し、子どもたちに伝わっていきます。お忙しい保護者の方々は大変かもしれません。子どもは簡単に、短時間で成長しません。やはり時間と手をかけることが大事だとあとからわかってきます。どうか今の幼児期にしかできないかかわりを日々の中で意識して大切にしてほしいと思います。できる時で良いです。できないときは自分を責めないでくださいね。

夜までいっぱい遊ぼう会NO4

2020.10.2

 次にはまさみ映画館。いつもと違ってポップコーンもついてる映画館です。ゆり組のお友達は普段の遊びの中でもこのまさみ映画館が大好き!
 映画館をもも組で行っているうちにホールは縁日に大変身!
「しゅてきなしゃてき!」「イカ釣り!」「たこ焼きビンゴ」「ワニワニパニック!」と楽しいゲームが盛りだくさん。シャボン玉やお面等、本物の縁日のように景品もたくさんあります。
 何も知らされずにホールへ出てきた子どもたちの歓声!その驚きを見て準備した保育者たちが観劇するという、信頼関係の中で行き交う思いと思い。遊び始めた子どもたちは間違いなく、十分遊びこみ、心から楽しんでいました。
 夕ご飯はいつも給食を作ってくれている業者さんから届いたカレーライス。子どもたちのお祈りは開口一番に「天の神様!今日、いっぱい遊べてありがとうございます!」それを聞いて私たちも、「子どもたちが楽しんでくれて感謝します。」
 コロナ禍はまだ続きますが、子どもたちの大切な1日1日をあきらめてはいけないと思わせられます。子どもたちの成長のために、手を尽くし、心を尽くして今できることを工夫しながら積み上げていき続けたいと思います。

夜までいっぱい遊ぼう会NO3

2020.10.2

 ゲームやカプラをクリアしたゆり組さんにとうとうカクスカスさんからお手紙が。そして隠されていたタケノコが戻ってきて、更にご褒美のおやつまで!
「みんなあ!ちょっと落ち着いてえ」と子どもたち自身から声が出るほど。嬉しさと驚きでテンションはマックスへ‼‼‼‼‼‼でも、まだまだお楽しみは続きます!
 そしてコロナ感染対策も忘れません!

夜までいっぱい遊ぼう会NO2

2020.10.2

 次はみどり先生の背の高さまでカプラを積むという指令。各グループ真剣に取り組んでいます。すぐに積みあがったグループ。何回も積み方を変えながら積んでいくグループ。子どもたちの真剣さが伝わってきます。

夜までいっぱい遊ぼう会NO1

2020.10.2

 今年はお泊り会がコロナ感染防止の影響からできませんでした。その代わりにと今、”夜までいっぱい遊ぼう会”(子どもたち命名)を行っている真っ最中。保育者たちがお泊り会が経験できない年長組さんに今年ならではの体験をしてもらおうとよく話し合い、準備してきました。物語仕立て?でかくかくすという謎の人物から手紙が来て、その指令をみんなで協力しながらクリアしていくという、ドキドキハラハラの一瞬一瞬。子どもたちのテンションも高く、物語に引き込みながら子どもたち自身の考えや力でこの会をつくり上げていくための工夫をあの手この手で展開させていく保育者たち。この子たちは幸せだなあと。すみません。手前味噌で。

劇団 風の子さん

2020.9.29

 昨日は”劇団 風の子さん”が来てくれました。物語の劇ではなく、”かぜのしっぽ”という身近にある新聞紙やビニール袋が風によってどのようにとぶか?どんな音がするのか? 遊びながら、とてもよく考えられた劇遊び的なものでした。ただ、観て終わるだけではなく、子どもたち自身が遊びに発展できるような内容でした。演じているのはお二人でしたが、60数名の子たちがくぎ付けで集中してその世界を楽しんでいました。
 ステージのうえではなく子どもたちが座っている同じフロアーでホールの真ん中まで使っての演技は全員が一体となったかのようでした。表現の豊かさを目の当たりに観て子どもたちは一人ひとりそれぞれの心の琴線は確実に響いていたと確信できました。人の声、思い、動き、視線やしぐさは言葉以上に相手に伝わるときがあります。聞こえてくる声や音、見えてくる表現以上に子どもたちは感性を刺激されたと思います。このような本物の経験に数多く出会っていけるよう願っています。

お茶の時間

2020.9.25

 いつも年に11回を通してお茶のお点前を習います。子どもに合わせ、できる範囲で行います。難しいことができるようになるというより、日本の伝統的な素晴らしい茶道という文化が子どもたちに伝わることが大切です。何よりもお茶を楽しくおいしく飲むことができればと取り組んできました。
 でも、今年はコロナ感染のため、5月から始めていたものをこの9月にようやくスタートできました。それも、しっかりと熱湯消毒、ソーシャルディスタンス等の中、子どもたちも少しいつもより緊張しつつ、感染予防をしながらのお茶でした。最初は今年はできないかな?とも思いましたが、講師の先生も良く工夫をし、考えてくださり、お茶碗も1人にいち椀。ゴム手を何回も取り換えながらできました。今までの当たり前にできていたことができなくなった時にこそ、どうすればできるのか?考え、工夫をして別の方法、回り道や抜け道を探していける柔軟性が人としての成長にとても大切だと改めて感じました。

運動会を終えて

2020.9.15

 12日(金)に無事、運動会が終わりました。前日まで雨が降り、不安定な予報でしたが、ちょうどよい気温に青空の下、予定通り行えました。
 コロナ禍ではいつもよりも時間短縮のため、種目を減らし、大きい組と小さい組で入れ替えをし、観客席の密を避けました。種目は少なくても、感染防止のための対策や様々な点で配慮、注意すべきところが多く、準備の段階からいつもよりも数倍、会議の時間がかかりました。
 せっかく来ていただいた保護者の皆様には種目が少なくて、物足りない運動会になっているだろうと不安も抱きながらの当日でした。しかし、保護者の皆さんからは、「様々なことが中止をしている中、やってくれただけで本当に感謝です!」
リレーで負けている子に対して「負けてるのに最後まであきらめない子たちに涙しました。」「ずっと泣いてました。感動をありがとうございました。」とそれぞれの言葉に私たちもありがとうございますの思いでいっぱいになりました。
 世界中が初めての経験をしていく中で色々な不自由もありますが、様々な気づきや発見もあります。初めてのことを踏まえながら、不安を持ちながら、周りから支えられ、支えながら新しい生活様式を明るいものとしていけるはずと実感しました。

運動会

2020.9.10

 明日は運動会です。8日は総練習でした。気温は30度を過ぎていました。できるだけ外にいる時間を最小限にすることを考え、熱中症にかからないことに気を付けて行いました。明日はお天気も不安定のようですが、できると信じて準備しています。
 コロナ感染を防ぐために、観客席を区切らせていただき、ご家族は2名までとし、何時もなら父母競技、祖父母競技、未就園児、卒園生競技と家族みんなで楽しめる運動会を計画しています。しかし、今年は密を避けるために平日に変更をして、会議に会議を重ねてここまで来ました。それでも保護者の皆様には様々な負担や制限を強いなければならず、コロナ禍が多くの事柄に影響していることにここまでくると、開き直るしかないという心境です。
 コロナ対策、熱中症対策を踏まえながらも明日、子どもたちの元気な姿にご家族の方々、私たち教職員ともに励まされる事間違いないと固く信じています。

カプラ

2020.9.7

 ゆり組さんのお部屋でカプラの世界が広がりました。動物園、幼稚園、キャンプ場、タケノコのお家等、それぞれ、思うままに楽しく取り組んでいます。無限にその創造性は広がり、作られたものから更に次々と発想が広がっていきます。
 明日は運動会の総練習。さすがに今年は種目が少なく、準備の時間もいつもより少なく済み、ゆとりがあることは確かです。コロナ禍で様々な不自由や制限がある中で、これからの保育体制や考え方、今までの保育の見直しに多くのことを気づかされています。あくまでも、子どもたちの豊かな成長が育まれることを最優先しながら。

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