全ての事に感謝します。
2020.12.23
今年を振り返る時期になってきました。今年はどなたにとってもコロナで始まり、コロナで終わる。そしてまた新年もコロナで始まると多くの方々が予想していると思います。
感染された方々、亡くなられた方々には理解さえできない大変な経験をされたと思います。医療従事者の方々にとっては想像の範囲を超えています。本当に心から感謝し、毎日の任務が果たせるよう、祈るばかりです。頑張りすぎないで!と思っていても現実には頑張らなければならない日常の中、癒しと労りがあるよう願っています。
目の前にある現実は納得できない理不尽な事柄が多くても聖書の中に「全ての事において感謝しなさい。」とあります。信仰を持っていても、これは難しいことです。でも、小さなことから、感謝なこと、嬉しかったことを探していく時、感謝な思い、喜びは重なっていきます。そして喜ぶ心、思いに感謝な思いが湧いてきます。この振り返るときに良いことをできるだけ探す努力をすることで、きっと嬉しい思いは広がるはず。大変な年の終わりであり、大変な年の始まりではありますが、できるだけ明かるく、終わる年に感謝し、来る年に期待をして行きましょう!
クリスマス Ⅲ
2020.12.10
クリスマスを分散し、2回にわけ、明日はその2回目。年長組の保護者の方々に観ていただきます。
クリスマスはペイジェントを行います。聖書に書かれてある記事に従って、イエス様のご降誕のあらましを劇にして子どもたちが演じます。たどたどしいセリフや堂々としたセリフ。それぞれ一人ひとりの子どもたちの個性があふれています。それでも、ちょっと噛んでしまったり、言う順番を間違えたり、歌の歌詞がいれちがったり、本番の中で様々に小さなミスがあります。でも間違わないで立派に行うこと、上手なものを見せることがが目的ではありません。子どもたちが演じている意味をしっかり理解して、伝えることに重きを置いてます。そして、ミスをした時にそこから、しっかりやり直す、自分で考え、対処していくことが大切です。前回はそこが見事にできていました。間違った、失敗したと落ち込む子もいます。でも、この幼児期に取り返しのつくことで多くの失敗や間違いを経験しながらその対処の仕方、立ち直り方を学んでいくことは、1回ですべてうまく成功するよりもどんなにか生きていく上での力をつけていくことか?子どもたちは見事に自分たちの失敗を対処していきました。周りの私たちもうまくできることだけではなく、そこから立ち直っていくことに目をむけ、認めていくことが大切だと思います。
クリスマス会 Ⅱ
2020.12.4
今日はクリスマス会の総練習。クリスマスの意味をそれぞれに知り、自分たちの役割をしっかり果たし、演じている子どもたち。ヨセフとマリア。羊飼いたち。天使たち。博士たち。王様と家来たち。難しいセリフも頑張っています。できることだけ、安心して行うことも、それぞれにちょっとできない事に挑戦しながら、乗り越えていく経験もこの年齢の子たちには必要です。みんなに観られて恥ずかしいことも、誉められながら、失敗しながら、できなくても認められていくことの小さな繰り返しの中で自己肯定感を少しずつ積み上げていきます。
「今日ね、幼稚園たのしかった!みんながねももさんの踊りを見てくれて、拍手をいっぱいくれたよ」こんな毎日を積み上げていけるよう更に一人ひとりの子どもたちをよく見ていきたいと思います。
そして例年と絶対的に違うのがマスクです。マスクを着けての”諸人こぞりて””きよしこの夜”今年の特色であり、天災等の災害と同等に忘れてはいけない新型コロナ感染。そしてここから学んだ多くのことを後世に残していく責任が私たちにはありますね。
クリスマス会 Ⅰ
2020.12.2
当幼稚園は来週、8日と11日に2回に分けてクリスマス会を行います。今年は行事について根本から考えなければならず、準備はいつもの倍くらいの話し合いが必要です。クリスマスはキリスト教保育を行う上でとても大事な行事であり、日々の保育の中で大切に向かい合っています。子どもたち自身もこの時期を楽しんで喜んですごしてほしいと願っています。ただ、サンタクロースからのプレゼントが楽しみなだけではなく、イエス様のお誕生のお祝いを喜んでほしいと願っています。
一つの心配はお天気。「このまま雪が積もらなければ、園庭にお母さん方の車を止めれるんだけどなあ」と私がつぶやくとそれを受けて、年長組のA君が「雪が降っても僕たちが雪をはねてあげるよ!な!M君」「おう!やってやるよ!」となんと頼もしい言葉。いろいろなことができるようになっただけではなく、誰かのために自分の出来ることをしようと思う大切な心も育っていてくれました。本当に感謝です。
クリスマスはすべての人の喜びです。
2020.11.20
「サンタさんにはお母さんに買ってもらえなかったものを頼むんだ!」
子どもたちにとっては楽しみな時に入ってきました。子どもたちはまだまだ受け身で、何かをしてもらう、何かをいただくのは当たり前の時期です。それでも少しづつ、誰かの喜びのために何かをしてあげることが自分の喜びになってきます。
それぞれがどのようにクリスマスを祝うかは様々ですが、今年はすべての人に祝福のクリスマスが来てほしいと心から願っています。目の前の状況が大変でも、希望が見えなくても、必ず、解決が来ることを信じて!
参観日
2020.11.6
11月4日、5日、6日と参観日を行いました。いつもなら1日に全クラスの参観を行いますが、今回は3回に分散しました。各クラスに入っての参観は密になりますので、すべてホールで行える、リズム遊びや縄跳び、ゲームなど。できるだけ日常の子どもたちの姿が見られること。集団の中でその子自身がどう、関わっているか?を見ていただければと考えました。子どもたちは保護者の方々に見ていただいているので嬉しい反面、少し緊張もしつつ、何時もよりおりこうさん?で頑張っていました。ゆり組さんは前回お知らせした人形劇も観ていただきました。自分たちで考え、準備してきたものを観てもらうのはとても誇らしいと見えてそれぞれに自信をもって自分の役割をこなしていました。こうして自己肯定感が育っていきます。保護者の方の拍手に認められたことを確信し、次には何を展開するのか?楽しみです。
このひと時もいつもの何気ない1日1日の積み重ねの上にあります。ここにきて頑張れる、できるのではなく、生まれる前からのご家族の温かいかかわりの中から育まれてきたものです。子育ては今だけ見ると、変化のない退屈な繰り返しに思えますが、2,3歩後ろにさがってみると、それは未来に繋がるなくてはならない大切な1日の積み重ねです。保護者の皆様、毎日ありがとうございます。必ず、その手が祝福されます。子どもたちの成長に報われます。コロナ禍にはありますが必ず収束することを信じて。
感謝の会
2020.10.29
例年この時期に収穫や日々の守りに感謝することを子どもたちと確認するために感謝の会を行っています。いつもは保護者の方々と一緒に、世界の中には貧困や戦争等で6秒に一人大人にならないうちに亡くなって行く子どもたちの事や、災害に会って困っている方々のこと等スライドや動画などを見て何を感じ、何を考えたかを話し合っていました。お昼には恵に感謝して保護者の皆さんも一緒にカレーを食べていましたが、今年はコロナ禍にあり、子どもたちだけで行いました。
今年のテーマは”水”保育者が様々な関係各所から集めてきた資料を基に視覚教材を作成し、世界中では汚い水しか飲めない国や水道がない国があることを子どもたちに知らせ、3才4歳5歳なりにその大変さを考えました。そして私たちは本当に恵まれていることに感謝しつつ、私たちにできることはなにか?話し合いました。「服や食べ物を送ってあげる」「蛇口を作ってあげる」等子どもたちなりに精一杯考えた答えが出てきました。
誰かの役に立てるよう成長してほしいこと、世界中の子どもたちが平和に過ごせるようにと切に祈らせられました。
人形劇
2020.10.28
”動物幼稚園のかくれんぼ”
今日は10月生まれのお友達のお誕生会でした。ゆり組さんが自分たちでお話を作り、ペープサートを作って人形劇を見せてくれました。9月の末に大きなホールでプロの俳優さんによる人形劇を見てきたのが刺激になって、子どもたち自身でさっそくお話しから、背景、小道具大道具と作り、今日の発表になりました。
さすがに自分たちが0から考え、造り、発表しますので、セリフの言い方や声の出し方、進行など、それぞれに自信をもって一人ひとりが生き生きと自分の役割を果たしていました。
どうしても発表会などは指導側から降ろしていったお話しや役割、そして練習と子どもたち自身の創造性、想像性、自主性を育て、引き出していくことが難しくなっていきます。今回の発表を観て、子どもたちの自発的な活動から保育が創られいく様子を見られ、そこに確実に成長し、豊かな日々を過ごしていることが伝わってきました。
地震避難訓練
2020.10.20
地震避難訓練を行いました。毎回行う中で、足りないことや、必要なことにを気づかされ、子どもたちよりも私たち教職員が踏まえていなければならないことが多いことに気づかされます。何度か重ねてきた中で、今日は1回目の地震の後もう一度揺れが来て、外に避難をするまでを計画しました。「地震だよ。ダンゴムシになるよ!」の言葉に子どもたちは素早く頭を抱えてダンゴムシになるようになってきました。その後、子たちの点呼をしてその時点で来ている子たちの確認をします。20分後くらいにもう一度揺れが来てダンゴムシになり、点呼をして外へと非難をする。
やはり一番大事なのは日頃の保育者と子どもたちとの信頼関係だと感じました。訓練ですが真剣に行う保育者たちの言葉に子どもたちはちゃんと聞いてその通りに行います。子どもたちのいのちを守るには大人だけではできません子どもたちがこの先生たちについていこうと思わなければ成り立ちません。子どもたちが真剣に話を聞いて、誰一人泣き出す子もなく、保育者の手順もしっかりできて、少し安心できました。ただ、災害は忘れたころにやってきます。忘れることなく、備えはしますが、来ないでほしいと願いつつ。でもいつ来てもあわてないよう、子どもたちとの信頼関係、教職員間のチームワークを日頃から育てていかなければと思わせられました。
お祭りごっこ
2020.10.19
先日、ゆり組さんが小さい組さんたちにお祭りの縁日ごっこをして遊んでくれました。”夜までいっぱい遊ぼう会”で自分たちが遊んで楽しかったことを、伝えたくてやってくれました。カードのくじ引きから景品も自分たちで手作りした、奴さんや風車。準備のところから、みんなへの説明後片付け。さすがゆり組さん!と拍手を送りました。自分たちが楽しんだことを誰かに伝えたいという思いと、それを自分たちで計画し、行っていく。本当に人として必要な、自分たちで考え、実行していく力が育っていると嬉しくなりました。さくら組、もも組、ひよこ組の子たちもゆり組さんの説明をしっかり聞いて遊び、心から喜んでいる姿が伝わってきました。自分のことは自分で、から更に先の周りの人たちの喜びのために何かをする。順調に、それ以上に育っているゆり組さんに感謝です。